2009年8月21日金曜日

映画「それでも恋するバルセロナ」

まだやっている映画館がありました。

原題の「Vicky Cristina Barcelona」が示すように、アメリカ人のヴィッキーとクリスティーナが、ヴィッキーの親戚がいるスペインのバルセロナを訪れ、出会い、結婚、別れを経験して帰っていく!映画です。

ヴィッキーは婚約の身、クリスティーナは自分が選ばないものだけは知っている燃え上がりやすい恋愛派。その二人がバルセロナで画家のファン・アントニオに出会います。

彼に誘われ、彼の実家のあるオビエドに2泊の旅にでます。スペインの美しい風景の中、二人はファン・アントニオに夢中になりますが、彼が選んだのはクリスティーナ。

アントニオの家でクリスティーナが暮らし始めたところに転がり込んできたのが自殺未遂を起こした元妻のエレーナ。3人の関係が思わぬほうに進んでいきます。そして結末。





私にとっては何といってもPenélope Cruz。朝食のテーブルで相手を品定めする様子がいいです。





三人の関係が壊れた瞬間。母語のスペイン語を話しているときが一番似合っていますね。




クリスティーナがどうしてこの三角関係を壊したのか。そこのところを突っ込まず、二人がアメリカに帰っていく結末にしたところで軽い感じの映画になっています。が、なんだか物足りないです。

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