2011年2月21日月曜日

2011年2月20日日曜日

Sat, Feb 19 2011 Tweet

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2011年2月16日水曜日

大山礼子「日本の国会ー審議する立法府へ」

制度の見直しを不断の努力で行わない結果、現在の状況を招いている、ということがよくわかります。国会での法案審議過程における問題点が整理され、いくつかの提言がされています。
「今、国会で何が行われているのか」
報道などで知らされる内容を一般の人間が理解する上でとても参考になる本だと思います。

4004312884日本の国会――審議する立法府へ (岩波新書)
大山 礼子
岩波書店 2011-01-21
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<目次>
はじめに

序 章 政権交代は国会を変えたか

第1章 戦後初期の国会運営—日本国憲法と国会法の枠組みの中で
1 「国権の最高機関」としての出発
2 本会議中心主義から委員会中心主義へ
3 議員の待遇改善と補佐機能強化
4 憲法施行直後の国会運営
5 アメリカ・モデルの限界と修正

第2章 空洞化する審議—五五年体制下の国会
1 日本の立法過程の特殊性
2 必要悪としての事前審査
3 国会審議の空洞化
4 小泉改革が果たせなかったもの

第3章 立法府の改革構想—日本の議論、世界の潮流
1 政府・与党関係のあり方
2 世界の潮流—議会の自律性強化
a イギリス
b フランス
3 「強い国会」と「強い内閣」の両立へ—何を変えるべきか

第4章 二院制を考える—「ねじれ国会」を超えて
1 本当は強い参議院
2 二院制の意義は何か
3 参議院をどうするか—独自性発揮への道

終 章 国会をどう変えていくのか
1 改革の理念と方法
2 改革の具体案
a 国民に開かれた国会
b 政府を監視する
c 会期制度の見直し

あとがき
参考文献

  • 国会は本来、それぞれの政党や議員が自由に意見を表明し、討議を経て妥協点を見出していく場
  • 国会審議の形骸化を招いた最大の原因が、自民党政権下で形成された与党事前審査の慣行
  • イギリス議会の立法過程
  • フランス、2008年の憲法改正、国会が法律を議決し、行政を監視し、公共政策を評価することを明文化
  • 21世紀臨調の提言 「自然な姿」 与党議員も立法府の構成員として法案の修正に努力
  • 内閣による法案修正の自由化
  • 委員会審査での自由な発言、法案の修正、委員会での審査結果の報告書の作成
  • 審議を通じて与野党の意見調整、法案修正
  • 審議の実効性と効率性、コンセンサスとリーダーシップ
  • 行政監視機能と立法機能
  • 政府に対する口頭質問、自由討議制
  • 国政調査権 事業仕分けを国会で
  • 会期の長期化と会期不継続原則の見直し
  • 審議する立法府の土台づくり

2011年2月15日火曜日

Grammy Awards 2011 Mick Jagger



すばらしい67歳!明日からツアーができるんじゃないか(笑)

2011年2月7日月曜日

Sun, Feb 06 2011 Tweet

  • 08:30  今日からスイートプリキュア!
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2011年2月6日日曜日

ポンヌフの恋人

Les Amants du Pont-Nuef


ルーブルのレンブラントを浮かび上がらせる、ろうそくのほのかな灯り

忍び込んだ部屋に飾ってある写真を映し出す懐中電灯の明かり

夜のパリ、橋の上を、路上を照らし出す街灯

パリ200年祭、夜空に打ち上げられる花火

セーヌ川に映る街の灯

人々の前でアレックスが吹き出す炎

地下鉄のポスターを焼く炎

夕やみに沈む海

ミシェルの目


夜、暗闇、失明の不安、愛されているかどうか揺れ動く気持ち、その中を閃くさまざまな光、そして希望。花火の音と音楽が交じり合う橋の上で踊りまわるミシェルとアレックス。二人の求めあう心を映像美でみせてくれる映画です。気持ちをぶつけあえる関係、重たくて面倒でたえられないかもしれないけど、これこそ生きている証。

19年ぶりにスクリーンで。あれは学生時代。思えばと遠くへ来たもんだ(笑)





あれから数年後、ポンヌフを渡り、シテ島の突端に座り、ポンデザールの架かるセーヌ川を眺めていました。いい映画に出会えたな~。


Les Rita Mitsouko Les amants

2011年2月5日土曜日

Protesters in Tahrir Square break into song



Live blog Feb 4 - Egypt protests

アルジャジーラの報道。twitterで翻訳してくれる人もいて、目が離せません。これが本物のジャーナリズム。

2011年2月4日金曜日

Thu, Feb 03 2011 Tweet

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川口淳一郎「はやぶさ、そうまでして君はー生みの親がはじめて明かすプロジェクト秘話」

駅の売店で思わず手にとってしまいました。

JAXAの小惑星探査機「はやぶさ」

「はやぶさ」の話は新聞でしか見ていなかったんですが、映像でみるとプロジェクトの内容や、その中で起こった一連の出来事がよくわかります。




プロジェクトを率いるリーダーの、あきらめない心の持ち方がよくわかる本です。夢をあたえてくれるこのプロジェクトの成果も素晴らしいですが、このような仕事を達成できることがちょっとうらやましいですね。

4796678913はやぶさ、そうまでして君は〜生みの親がはじめて明かすプロジェクト秘話
川口 淳一郎
宝島社 2010-12-10

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<目次>
はじめに

第1章 限界に挑戦し続けた7年間
7年60億キロ、「はやぶさ」の宇宙大航海を語る前に
世界初の壁をいくつも越えた先に、ゴールは設定された

第2章 新たな歴史の扉を開く決意
宇宙開発史に、日本人として新たな章を書き加えるために
小惑星には太陽系の起源、地球の起源のヒントがある
NASAとの共同研究で挫折。そして決意を新たに
…ほか

第3章 絶対に失敗できない挑戦
「はやぶさ」の心臓、イオンエンジンを開発せよ
民間企業の資金と技術、そして知恵にも助けられた
事態は二転三転。最後のカードを切ったNASAとの交渉
…ほか

第4章 希望とともにイトカワへ送り出す
「はやぶさ」と「イトカワ」、時空を超えた因縁
地球スウィングバイ成功。そしてイトカワへ
2年以上の航海を経て、小惑星イトカワへ到達
…ほか

第5章 何があっても帰還させる執念
歓喜の瞬間から一転、暗雲に包まれた管制室
「弾丸発射されず!」管制室に走った衝撃
わずかな望みに賭ける! 救出モードが発動
…ほか

第6章 高い塔を建てなければ、新たな水平線は見えてこない
決して簡単ではなかった、大気圏再突入
7年60億キロ。あまりにも長い旅の終わりに
確かに受け取った「はやぶさ」の形見
…ほか

「はやぶさ」7年、2592日間の航海の軌跡

おわりに


  • 「諦めちゃいけない。希望をもって前に進んでください」
  • 「こうだからできない」ではなく、「こうすればできる」というのが”変人”たちの考え方
  • 自分たちを信じ、時間の許すかぎりベストを尽くす
  • 「東京から2万キロ離れたブラジルのサンパウロの空を飛んでいる体長5ミリの虫に、弾丸を命中させるような精度」
  • 最終的には秒速0.25ミリ、時速90センチという、ほとんど動いているかどうかわからないような制御
  • 前人未踏の荒野を行く。つらく険しい道のりですが、見方を変えれば、自分たちが道を切り拓けるという、やりがいと達成感がとても大きな挑戦になります。未体験の状況に置かれたとき、それを面白いと思うか、前例がなく不安と思うかで、まったく別の結果が出るでしょう。
  • 未体験のことを面白い、楽しいと思えるメンタリティ
  • 「自信と希望」、そして失敗を恐れない「勇気ある挑戦」
  • リスクをとらない宇宙開発なんてあり得ない
  • 多民族国家であるアメリカは、国民に対して「アメリカが一番である」といい続けることで、愛国心と誇りをもたせ、求心力を高める必要がある  「一番でなければ意味がない」  NASA

2011年2月2日水曜日

餅つき

子供たちと餅つきに参加しました。

せいろで蒸した餅米。ちょっと試食すると、「もちの味がする〜」そりゃそうだ(笑)


臼と杵。こねて、何度かつくところまでが大人。そこから子供たちが順番についていきました。杵に振り回されている感じです(笑)。大人でもなれないとうまくいきません。それでも餅の真ん中にきちんとあてていました。



手作りの餅をちぎって小分けし、あんこやきなこ、醤油、ポテチ!にまぶしていただきした。弾力があって柔らかく、格別の味でした。ボテチはもういいや(笑)

私が子供の頃、年末になると祖父母の家で餅をつくっていました。

せいろで餅米を蒸すんですが、つくのはさすがに機械でした。そのもちから正月の鏡餅、丸餅をつくり、木箱に並べていたことを思い出します。なかでも、同じようにせいろでふかしたさつまいもと一緒についた「こっぱもち」。あの頃食べた味にはもう出会えないですね。そして塩あんをいれた丸餅。これを砂糖につけて食べるのもおいしかったな〜。

季節の習慣に子供たちが興味をもってくれるうちに、いろんなことを伝えておきたいですね。

さて、お腹がいっぱいになったあと、ビニール凧をつくり、広場で凧揚げをやりました。この凧揚げのコツも伝授。二人ともうまくなりました。

2011年2月1日火曜日

かがやきの瞬間

日常の瞬間、人々の普段の表情。それを切り取る。後には歴史となり、他の人に伝わっていく写真。スナップショット。

東京都写真美術館の収蔵展「かがやきの瞬間−スナップショットの魅力」に行ってきました。これまでも何度か見たことのある写真や、初めて見る写真など、こうしてまとめてみることができるのはいい機会です。

Henri Cartier-Bresson  いつ見てもいいですね。




Bruce Davidson Brooklyn Gang 「ジョーカーズ」という不良グループを取材したものです。


今回、印象に残ったのは Paul Fusco RFK Funeral Train



1968年6月5日に銃撃され翌日亡くなったロバート・ケネディの葬送列車。6月8日に走ったこの列車を、ニューヨークからワシントンまでの線路沿いで見送る人々の写真です。一人ひとりの表情から伺える失望感、喪失感。普段のニュースでは見ることのできない人々の日常の様子。Bobbyが多様な人種、世代を超えて愛された政治家だったことがわかります。