2008年5月29日木曜日

辻井喬・上野千鶴子「ポスト消費社会のゆくえ」

戦後におけるセゾングループの盛衰、消費社会や流通、百貨店業界の考え方、堤氏の世界観など、大変興味深く、一気に読んでしまいました。しかし、生まれながらにして莫大な財産を持ち、その才覚ゆえにグループを、街を、消費社会をリードしたこの人の分析はもっと行われてしかるべきかもしれません。経営者としての社会に対する「罪」はあるんではないでしょうか。

2008年5月28日水曜日

小学校の運動会

順序が逆になってしまいました。

土曜日、レイナちゃんとルイちゃんは、レイナが来年行く予定の小学校で行われた運動会に参加してきました。未就学児が参加できるカケッコがあるようで、お友達と一緒に走ったようです。ゴールすると、折り紙がもらえました。

二人が通っている幼稚園は、自由に遊ぶようなところなんで、小学校に入ってからの集団行動や規律に溶け込めるかな~?

TDL

TDLに行ってきました。11月以来で半年ぶり、レイナちゃんとルイちゃんにとって2度目です。前日から興奮しまくっていたレイナとルイは、朝の5時ごろには起きてしまい、大騒ぎです。駅から直通バスがでているので、これを利用しました。でも、小学校で運動会が土日に開催されていることをすっかり忘れていました。月曜日は振替休日になるんですね。始発のバスに乗ることが出来ず、30分後の次のバスに乗り込みました。バスの中では、ミッキーのテレビが流されており、レイナちゃんは釘付けで、目はランラン、眠ることができません。道路は思ったほど混んでおらず、開園前には到着、入園前の長い列に並びました。

さて、どこをまわったかというと、すぐに乗れたリーゴーランド、二人が一番楽しみにしていたスモールワールド、次が前回乗れなかったダンボ、幽霊が気になっていたホーンテッドマンション、初めて乗ったジャングルクルーズと蒸気機関車、クマの演奏、カリブの海賊、ミニーのショー。

ルイちゃんは、ポップコーンを食べ続けられる!自分の入れ物を肩に下げていつでも食べられる!ことが最高のようです。レイナちゃんの欲しかったマリーちゃんの入れ物は探したんですが、売り切れてたみたいです。レイナちゃんと二人で探している途中、オーロラ姫とばったり会えました。「お名前は?」と聞かれたレイナは緊張しながらも「レイナです。」と答えて、満面の笑みで写真に写りました。

パレードは、15:00の回と、19:30の回を見ました。暗くなってからのパレードはきれいですね。大人でも楽しめますし、子供にとっては「夢の世界」ですね。

20:00を回り、もう一度最後にスモールワールドに行きました。ここが大好きな年頃です。外にでたころ、花火が始まりました。ルイちゃんは耳を押さえ、後ろに下がりながらも、うれしそうに見ていました。

ホテルで一泊し、翌日、帰宅です。

2008年5月21日水曜日

DAYS Japan 6月号「処分されるペットたち」

私の数少ない定期購読物の一つがDAYS Japan です。2004年4月が創刊ですから、あのころから4年経つんですね~。早いな~。子供のころから写真、特に報道写真や歴史的な写真には興味があり、機会があるごとに読み漁っていました。一時は、報道写真家の道にも漠然とした憧れをもったものです。しかし。もともと安定志向があるのでしょうか、その一歩を踏み出すことはできませんでしたが。

さて、このDAYS Japanは、新聞やテレビでは全くといっていいほど報道されない、しかし、現実に世界でおこっているさまざまなことを、「写真」という形で、視覚をとおして頭の奥底まで伝えてくれる雑誌です。これを読んだ方が万が一(笑)いれば、ぜひ購読をお勧めしておきます。

年間30万件余りの動物の処分(殺害)が行われている、(しかも捨てられたペットがですよ!)という事実は前から知っていたんですが、その写真を今回提示され、与えられた衝動があまりに大きく、昨日、電車の中で読んで以来、再読できない状況です。いかに自分の想像力が自分勝手で都合のいいものか、思い知らされました。

また、最後に職員の皆さんがメッセージをもって撮影された写真があります。社会のいろんな不条理の一端を引き受けて仕事をされていることにひたすら頭が下がる思いです。

今回のこの特集を作られた大石さんはすごいです。

2008年5月16日金曜日

湯浅誠「反貧困-「すべり台社会」からの脱出

昨年の新聞報道で、一般世帯の消費水準が下がったことを理由に生活保護基準を切り下げるという記事を見て心底驚いたことを思い出しました。派遣や請負、非常勤の増大、貧困、ワーキングプアなど、社会的に大きな問題だと指摘をされている中で、このようなことを行おうとする感覚がわかりません。社会保障費を抑えることが目的かもしれませんが、これまでやってきたこと崩れているわけですから、新しい社会の構築に向け、もっと知恵をだせないものでしょうか。世代を通じての貧困のスパイラルに陥る人が増えていることに恐ろしさを感じます。一方で、生まれながらに高所得、豊かな資産をもとに高い水準の生活を送っている人達を見ているだけに。

2008年5月10日土曜日

スタンダール「赤と黒」

昨年末に出版された新訳です。その昨年の秋頃に岩波文庫版を読んでいたんですが、月刊誌で今回の新訳のことを知り、もう一度読みたくなった次第です。古典ですが、その心理描写は読み応えがあります。

レナール夫人の愛情、マチルドの情熱、革命前夜の社会を簡潔で鋭く描いた表現力、捕らえられ処刑されるまでのジュリアンの心理描写、引き込まれました。

巻末に掲載されたスタンダールの年譜にも興味を持ちました。どんな人だったんでしょうか。

2008年5月7日水曜日

海賊船

今日は、もはや我が家では恒例となったランドマークでのお食事です。快晴となった今日は、70階からの眺望はすばらしく、羽田空港に着陸する飛行機や、木更津のある房総側までよく見ることが出来ます。少し遅めの時間となったビュッフェバイキングランチは夕飯も兼ねます。帰宅時間が少し遅くなっても大丈夫なので5時まで時間があります。突然でしたが、日本丸を見に行くことにしました。

「海賊船を見に行こうか。船の中に入れるんだよ。」とレイナちゃんに言うと、少し考えて、「フック船長が隠れていないかな。」と心配げに言います。「大丈夫だよ。昼間はフックは隠れていて、夜に出てくるから。」真剣にそんなことを考えるなんて、面白いです。ピーターパンの話をしながら、船に乗り込みます。ルイちゃんは「ルイが先に行く!」とおお張り切り。広い船内も含め歩き回りました。マストが立ち並び、ロープが張り巡らされている様子が、想像力を掻き立てるみたいです。レイナちゃんとルイちゃんにはいい刺激となりました。

しかし、今日一番、楽しかったことはと後で聞いてみたら、「ドキンちゃん(200円で走り回るカート)に乗ったこと!」とレイナちゃんは言っていました。

2008年5月5日月曜日

こいのぼり

児童会館に行きました。

昨日の疲れからか、朝早く出るつもりだったんですが、いつもの休日並みの出発となりました。駅まで歩く間、花を摘んだり、おやつをつまんだり、この間だけで十分遊べる年頃のレイナちゃんとルイちゃんです。

連休期間は特別メニューとなっていました。スタンプラリーを地下1階から5階までこなしながら(クイズや競争、卓球!)、途中の階で工作を楽しみました。作った作品は、砂絵のこいのぼり、ペットボトルのけんだま、こいのぼりバッチ、木製の箱、「のぼるくん」(木製の人形が紐を伝って上っていきます。)、かぶとの帽子。講堂では1時間ほどのアンサンブルの演奏会とミニオペラ「魔笛」を楽しみました。子供を対象に考えられたオペラで、あきさせない、それでいてよくわかり、クラシックの生の演奏を楽しめる、とてもすばらしい公演でした。

レイナちゃんとルイちゃんは、児童館が大好きです。一日中、楽しみました。

La Folle Jourée au Japon

気を抜いたら10日以上も間が空いてしまいました。反省します。

連休初日、東京国際フォーラムに行ってきました。昨年に引き続き2回目となることイベント、雨にもかかわらず、たくさんの人です。3歳児でも参加できるのがいいです。そういえば昨年はベビーカーでの参戦でした。スチームドラムの音色がこんなにやわらかい音だとは感激です。しかもシューベルト!アヴェマリアですよ!レイナちゃんとルイちゃんは、グラーベン広場前においてあったドラムを夢中でたたいていました。

その後は、広場に陣取り、短いですが3つの公演を楽しみました。3つめのオーケストラはよかったです。さすがですね。

途中、レイナちゃんと二人で建物を散策しました。外には屋台が並び、テーブルを囲んで食事をしながら、外での演奏!を楽しめます。肩車をしてあげるととても喜んでしゃべっていたレイナちゃんでした。最近、1対1で遊ぶ機会が少なくてごめんね。