幼稚園の卒園式でした。
二人の子供がお世話になった幼稚園、もう通うこともないのかと思うと、本当に寂しいです。素敵な時間を幼稚園からも、子供たちからも頂きました。子供たちはこうやって大きくなっていくんですね。
卒園式が行われたホールで、ママやパパたちを前にして並んだ子供たちが歌ってくれました。手島さんという方が小学生の時に作った曲だそうです。
『素晴らしい言葉』 手島希 作詞作曲
ありがとうって言えたなら 心が温まってきた
ありがとうって言えたなら 君に幸せが届くよ
世界中の「ありがとう」が 君と僕に届くよ
ありがとうって言えたなら 心が優しくなってきた
ありがとうって言えたなら 君に優しさが届くよ
世界中の「ありがとう」が 君と僕に届くよ
ありがとうって言えたなら 心が素直になってきた
ありがとうって言えたなら 素敵な笑顔になれるよ
世界中の「ありがとう」が 君と僕に届くよ
ありがとう ありがとう それは素晴らしい言葉
ありがとう ありがとう それは素晴らしい言葉
【初音ミク】素晴らしい言葉【カバー】
式が終わってからも、滑り台や砂遊び、リレー、缶蹴りなど、園が閉まるまでいつもの時間を過ごしていました。卒園式のためにいつもと違った服装の子供たちでしたが、いつものように砂だらけで帰ってきました(笑)
2011年3月9日水曜日
映画「再会の食卓」
原題は「團圓」 離れていた家族、夫婦が再会する、という意味。
子育ても終わり、夫や孫、子どもたちに囲まれ、上海の古い家で暮らしていた主人公のもとに、台湾から手紙が届きます。差出人は40年以上も前に生き別れた元夫イェンション。その手紙を囲んでの冒頭のシーンは、家族の中に巻き起こすこれからのストーリーを予感させてくれます。読み上げる孫ナナ、聞き入る夫シャンミン、元夫の子である独身の長男、次女夫妻、途中で席を立つ主人公ユィアー。
国民党軍の台湾脱出の際になぜすれ違ってしまったのか、40年来の疑問と思い出を互いに語り合った後、再び2人の人生を始めようと気持ちが重なりあるユィアーとイェンション。
当事者たちの気持ちに周囲が反応します。
自らも共産党軍の兵士で戦争と政治と生活に翻弄されてきたシャンミンはこれまでの人生と残された時間を考え二人を許します。一方で、母を奪うなと次女、補償次第と次女の夫、母が決めることという長男、二人に付き添いつつ自らも恋人との距離で葛藤する孫。
それぞれが渦巻く気持ちを抱えながら共に食卓を囲む姿が印象的です。家族が、その家族であることを表現できるのは、共に食卓を囲むことでしかなくなっているのかもしれません。
数日間に何度も食卓を囲むユィアーとイェンションそしてシャンミン、長い時間を共有してきた人間同士だけが経験できる人生への思いにあふれた三人の様子に感情が何度も高まります。
再開発後の高層マンションの一室。二人にあれだけ意見した子供たちは、その言葉とは裏腹に、集まることも、食卓を囲むこともなくなります。これらの様子を眺めてきた孫のナナの、いろんなことを感じ取る様子が印象深いです。
時間が過ぎていゆき、さまざまなことが変化していく中で、人の思いも現れては消えていく。
いい映画です。
子育ても終わり、夫や孫、子どもたちに囲まれ、上海の古い家で暮らしていた主人公のもとに、台湾から手紙が届きます。差出人は40年以上も前に生き別れた元夫イェンション。その手紙を囲んでの冒頭のシーンは、家族の中に巻き起こすこれからのストーリーを予感させてくれます。読み上げる孫ナナ、聞き入る夫シャンミン、元夫の子である独身の長男、次女夫妻、途中で席を立つ主人公ユィアー。
国民党軍の台湾脱出の際になぜすれ違ってしまったのか、40年来の疑問と思い出を互いに語り合った後、再び2人の人生を始めようと気持ちが重なりあるユィアーとイェンション。
当事者たちの気持ちに周囲が反応します。
自らも共産党軍の兵士で戦争と政治と生活に翻弄されてきたシャンミンはこれまでの人生と残された時間を考え二人を許します。一方で、母を奪うなと次女、補償次第と次女の夫、母が決めることという長男、二人に付き添いつつ自らも恋人との距離で葛藤する孫。
それぞれが渦巻く気持ちを抱えながら共に食卓を囲む姿が印象的です。家族が、その家族であることを表現できるのは、共に食卓を囲むことでしかなくなっているのかもしれません。
数日間に何度も食卓を囲むユィアーとイェンションそしてシャンミン、長い時間を共有してきた人間同士だけが経験できる人生への思いにあふれた三人の様子に感情が何度も高まります。
再開発後の高層マンションの一室。二人にあれだけ意見した子供たちは、その言葉とは裏腹に、集まることも、食卓を囲むこともなくなります。これらの様子を眺めてきた孫のナナの、いろんなことを感じ取る様子が印象深いです。
時間が過ぎていゆき、さまざまなことが変化していく中で、人の思いも現れては消えていく。
いい映画です。
2011年3月4日金曜日
2011年3月3日木曜日
ムハマド・ユヌス「ムハマド・ユヌス自伝−貧困なき世界をめざす銀行家」
バングラディシュ中央銀行がグラミン銀行に対しユヌス氏解任を命じる(2011年3月2日、朝日新聞)
グラミン銀行は争うようです。何が起きてるのやら。
先日、ユヌス教授のスピーチの一部を拝見しました。
ムハマド・ユヌス氏の信念
地に足を着け、「当たり前」をひっくり返し、豊かな発想で、理想に向け、人と人との連帯を求め、着実に忍耐強く、実現を図っていく様子。世界にはこのような人がいるんですね。
グラミン銀行のシステムはとてもユニークです。
The Green Children - Hear Me Now
youtubeのページでは歌詞が掲載され、寄付を行うことができるんですね。iTunesで購入すると寄付ができる。すてきな参加方法です。
The Green Children youtube channel
グラミン銀行は争うようです。何が起きてるのやら。
先日、ユヌス教授のスピーチの一部を拝見しました。
ムハマド・ユヌス氏の信念
地に足を着け、「当たり前」をひっくり返し、豊かな発想で、理想に向け、人と人との連帯を求め、着実に忍耐強く、実現を図っていく様子。世界にはこのような人がいるんですね。
グラミン銀行のシステムはとてもユニークです。
ムハマド・ユヌス自伝―貧困なき世界をめざす銀行家 ムハマド ユヌス アラン ジョリ Muhammad Yunus 早川書房 1998-10 by G-Tools |
<目次>
第1部 はじまり(1940年~1976年)—ジョブラ村から世界銀行へ
第2部 実験段階(1976年~1979年)
第3部 創造(1979年~1990年)
第4部 世界への広がり
第5部 哲学
第6部 新たなる展開(1990年~1997年)
第7部 新しい世界へ
- 望みさえすれば、貧困のない世界を作り上げることは可能だと深く確信する
- グラミンが教えてくれた二つのこと:人間そのものや、人間が互いに与える影響力についての私たちの基礎的知識は、まだまだとても十分ではないということ。各個人の存在がとても重要だということ
- もし、誠実に問題を解決したいと思うなら、まず自ら問題に関わり、歩みを始めるべきである
- 貧困とは、人間の心と身体を麻痺させてしまう病気
- 16か条の決意
- クレジット・プログラムの成功は、借り手との関係をどのように作り上げ、彼らの中にある人間としての力強い資質をいかに引き出すかということにかかっている
- 「オフィスにいなければならない時間をはっきりと申告しなさい。その時間帯の中ならオフィスにいることを認めましょう。でも、その時間をすぎているのにオフィスにいたら、罰を与えます。オフィスで座って無駄な時間を過ごすべきではないんです。そんな時間があったら、人々と一緒にすごすべきです。」
- 心の壁を打ち破る
- 借り手には必ずローンを返済してもらうという哲学:そうする目的は、借り手の自立心を高め、自分の可能性に対して誇りと自信を持ってもらうこと
- 行員たちの勤勉さと献身が、成功への最も重要な鍵:スタッフへの訓練
- 高いレベルの動機づけと忠誠心
- マイクロクレジットはただ貧困を緩和するためだけのものではなく、人々を社会的に融合するための道具、社会変化をもたらす力強い武器であり、人々の暮らしに新しい意味を与える方法
- 官僚システムは利益を目的にしているわけではないので、能率を高めようという意欲など持てるはずがない。
- 何をするにも現実的であろうと努力している。実際の行動から学んだことに信を置き、自分が社会的な目的の達成に向かって動きつつあることを確かめながら行動している
- 完全に新しいセクター、社会意識が動かす民間部門の創造
- 社会意識は、人間一人ひとりが持っている欲望と同じくらい強烈な、いや、むしろより強烈な原動力になりうる。
- ”生き残る”という言葉の中には経済的なものだけではなく、感情的、心理的なものも含まれる。何もしないで一日を過ごさなければならないのは残酷で、尊厳を失わせ、不健康である。
- 貧困なき世界
The Green Children - Hear Me Now
youtubeのページでは歌詞が掲載され、寄付を行うことができるんですね。iTunesで購入すると寄付ができる。すてきな参加方法です。
The Green Children youtube channel
2011年2月21日月曜日
2011年2月20日日曜日
Sat, Feb 19 2011 Tweet
- 11:04 I'm at 高尾山口駅 (Takaosanguchi St.) (高尾町, 八王子市) w/ 2 others http://4sq.com/gffXAz
- 13:33 I'm at 高尾山 頂上 (高尾町, 八王子市) http://4sq.com/fy6eZ2
Sat, Feb 19 2011 Tweet
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2011年2月16日水曜日
大山礼子「日本の国会ー審議する立法府へ」
制度の見直しを不断の努力で行わない結果、現在の状況を招いている、ということがよくわかります。国会での法案審議過程における問題点が整理され、いくつかの提言がされています。
「今、国会で何が行われているのか」
報道などで知らされる内容を一般の人間が理解する上でとても参考になる本だと思います。
「今、国会で何が行われているのか」
報道などで知らされる内容を一般の人間が理解する上でとても参考になる本だと思います。
日本の国会――審議する立法府へ (岩波新書) 大山 礼子 岩波書店 2011-01-21 by G-Tools |
<目次>
はじめに
序 章 政権交代は国会を変えたか
第1章 戦後初期の国会運営—日本国憲法と国会法の枠組みの中で
1 「国権の最高機関」としての出発
2 本会議中心主義から委員会中心主義へ
3 議員の待遇改善と補佐機能強化
4 憲法施行直後の国会運営
5 アメリカ・モデルの限界と修正
第2章 空洞化する審議—五五年体制下の国会
1 日本の立法過程の特殊性
2 必要悪としての事前審査
3 国会審議の空洞化
4 小泉改革が果たせなかったもの
第3章 立法府の改革構想—日本の議論、世界の潮流
1 政府・与党関係のあり方
2 世界の潮流—議会の自律性強化
a イギリス
b フランス
3 「強い国会」と「強い内閣」の両立へ—何を変えるべきか
第4章 二院制を考える—「ねじれ国会」を超えて
1 本当は強い参議院
2 二院制の意義は何か
3 参議院をどうするか—独自性発揮への道
終 章 国会をどう変えていくのか
1 改革の理念と方法
2 改革の具体案
a 国民に開かれた国会
b 政府を監視する
c 会期制度の見直し
あとがき
参考文献
- 国会は本来、それぞれの政党や議員が自由に意見を表明し、討議を経て妥協点を見出していく場
- 国会審議の形骸化を招いた最大の原因が、自民党政権下で形成された与党事前審査の慣行
- イギリス議会の立法過程
- フランス、2008年の憲法改正、国会が法律を議決し、行政を監視し、公共政策を評価することを明文化
- 21世紀臨調の提言 「自然な姿」 与党議員も立法府の構成員として法案の修正に努力
- 内閣による法案修正の自由化
- 委員会審査での自由な発言、法案の修正、委員会での審査結果の報告書の作成
- 審議を通じて与野党の意見調整、法案修正
- 審議の実効性と効率性、コンセンサスとリーダーシップ
- 行政監視機能と立法機能
- 政府に対する口頭質問、自由討議制
- 国政調査権 事業仕分けを国会で
- 会期の長期化と会期不継続原則の見直し
- 審議する立法府の土台づくり
2011年2月15日火曜日
2011年2月7日月曜日
2011年2月6日日曜日
ポンヌフの恋人
Les Amants du Pont-Nuef
ルーブルのレンブラントを浮かび上がらせる、ろうそくのほのかな灯り
忍び込んだ部屋に飾ってある写真を映し出す懐中電灯の明かり
夜のパリ、橋の上を、路上を照らし出す街灯
パリ200年祭、夜空に打ち上げられる花火
セーヌ川に映る街の灯
人々の前でアレックスが吹き出す炎
地下鉄のポスターを焼く炎
夕やみに沈む海
ミシェルの目
夜、暗闇、失明の不安、愛されているかどうか揺れ動く気持ち、その中を閃くさまざまな光、そして希望。花火の音と音楽が交じり合う橋の上で踊りまわるミシェルとアレックス。二人の求めあう心を映像美でみせてくれる映画です。気持ちをぶつけあえる関係、重たくて面倒でたえられないかもしれないけど、これこそ生きている証。
19年ぶりにスクリーンで。あれは学生時代。思えばと遠くへ来たもんだ(笑)
あれから数年後、ポンヌフを渡り、シテ島の突端に座り、ポンデザールの架かるセーヌ川を眺めていました。いい映画に出会えたな~。
Les Rita Mitsouko Les amants
ルーブルのレンブラントを浮かび上がらせる、ろうそくのほのかな灯り
忍び込んだ部屋に飾ってある写真を映し出す懐中電灯の明かり
夜のパリ、橋の上を、路上を照らし出す街灯
パリ200年祭、夜空に打ち上げられる花火
セーヌ川に映る街の灯
人々の前でアレックスが吹き出す炎
地下鉄のポスターを焼く炎
夕やみに沈む海
ミシェルの目
夜、暗闇、失明の不安、愛されているかどうか揺れ動く気持ち、その中を閃くさまざまな光、そして希望。花火の音と音楽が交じり合う橋の上で踊りまわるミシェルとアレックス。二人の求めあう心を映像美でみせてくれる映画です。気持ちをぶつけあえる関係、重たくて面倒でたえられないかもしれないけど、これこそ生きている証。
19年ぶりにスクリーンで。あれは学生時代。思えばと遠くへ来たもんだ(笑)
あれから数年後、ポンヌフを渡り、シテ島の突端に座り、ポンデザールの架かるセーヌ川を眺めていました。いい映画に出会えたな~。
Les Rita Mitsouko Les amants
2011年2月5日土曜日
2011年2月4日金曜日
Thu, Feb 03 2011 Tweet
- 17:46 RT @gloomynews: 英タブロイドのデイリーメール紙もデカデカとエジプト情勢報道。写真が圧巻。 http://ow.ly/3Po6I #egyjp
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