2011年3月19日土曜日

素晴らしい言葉

幼稚園の卒園式でした。

二人の子供がお世話になった幼稚園、もう通うこともないのかと思うと、本当に寂しいです。素敵な時間を幼稚園からも、子供たちからも頂きました。子供たちはこうやって大きくなっていくんですね。

卒園式が行われたホールで、ママやパパたちを前にして並んだ子供たちが歌ってくれました。手島さんという方が小学生の時に作った曲だそうです。


『素晴らしい言葉』 手島希 作詞作曲

ありがとうって言えたなら 心が温まってきた
ありがとうって言えたなら 君に幸せが届くよ
世界中の「ありがとう」が 君と僕に届くよ

ありがとうって言えたなら 心が優しくなってきた
ありがとうって言えたなら 君に優しさが届くよ
世界中の「ありがとう」が 君と僕に届くよ

ありがとうって言えたなら 心が素直になってきた
ありがとうって言えたなら 素敵な笑顔になれるよ
世界中の「ありがとう」が 君と僕に届くよ

ありがとう ありがとう それは素晴らしい言葉
ありがとう ありがとう それは素晴らしい言葉


【初音ミク】素晴らしい言葉【カバー】


式が終わってからも、滑り台や砂遊び、リレー、缶蹴りなど、園が閉まるまでいつもの時間を過ごしていました。卒園式のためにいつもと違った服装の子供たちでしたが、いつものように砂だらけで帰ってきました(笑)

2011年3月9日水曜日

映画「再会の食卓」

原題は「團圓」 離れていた家族、夫婦が再会する、という意味。

子育ても終わり、夫や孫、子どもたちに囲まれ、上海の古い家で暮らしていた主人公のもとに、台湾から手紙が届きます。差出人は40年以上も前に生き別れた元夫イェンション。その手紙を囲んでの冒頭のシーンは、家族の中に巻き起こすこれからのストーリーを予感させてくれます。読み上げる孫ナナ、聞き入る夫シャンミン、元夫の子である独身の長男、次女夫妻、途中で席を立つ主人公ユィアー。

国民党軍の台湾脱出の際になぜすれ違ってしまったのか、40年来の疑問と思い出を互いに語り合った後、再び2人の人生を始めようと気持ちが重なりあるユィアーとイェンション。

当事者たちの気持ちに周囲が反応します。

自らも共産党軍の兵士で戦争と政治と生活に翻弄されてきたシャンミンはこれまでの人生と残された時間を考え二人を許します。一方で、母を奪うなと次女、補償次第と次女の夫、母が決めることという長男、二人に付き添いつつ自らも恋人との距離で葛藤する孫。

それぞれが渦巻く気持ちを抱えながら共に食卓を囲む姿が印象的です。家族が、その家族であることを表現できるのは、共に食卓を囲むことでしかなくなっているのかもしれません。

数日間に何度も食卓を囲むユィアーとイェンションそしてシャンミン、長い時間を共有してきた人間同士だけが経験できる人生への思いにあふれた三人の様子に感情が何度も高まります。

再開発後の高層マンションの一室。二人にあれだけ意見した子供たちは、その言葉とは裏腹に、集まることも、食卓を囲むこともなくなります。これらの様子を眺めてきた孫のナナの、いろんなことを感じ取る様子が印象深いです。

時間が過ぎていゆき、さまざまなことが変化していく中で、人の思いも現れては消えていく。

いい映画です。



2011年3月4日金曜日

Apple Special Event

朝からこの映像を。

Apple Special Event March 2, 2011

Jobsのプレゼンも、紹介されているビデオの映像もとっても素敵です。

2011年3月3日木曜日

iPad2

ジョブス登場! あのプレゼンをもっと見ていたいって感じですね。

iPad2 発表イベント

強烈な物欲(笑)

ムハマド・ユヌス「ムハマド・ユヌス自伝−貧困なき世界をめざす銀行家」

バングラディシュ中央銀行がグラミン銀行に対しユヌス氏解任を命じる(2011年3月2日、朝日新聞)

グラミン銀行は争うようです。何が起きてるのやら。


先日、ユヌス教授のスピーチの一部を拝見しました。

ムハマド・ユヌス氏の信念


地に足を着け、「当たり前」をひっくり返し、豊かな発想で、理想に向け、人と人との連帯を求め、着実に忍耐強く、実現を図っていく様子。世界にはこのような人がいるんですね。

グラミン銀行
のシステムはとてもユニークです。


4152081899ムハマド・ユヌス自伝―貧困なき世界をめざす銀行家
ムハマド ユヌス アラン ジョリ Muhammad Yunus
早川書房 1998-10

by G-Tools

<目次>
第1部 はじまり(1940年~1976年)—ジョブラ村から世界銀行へ
第2部 実験段階(1976年~1979年)
第3部 創造(1979年~1990年)
第4部 世界への広がり
第5部 哲学
第6部 新たなる展開(1990年~1997年)
第7部 新しい世界へ

  • 望みさえすれば、貧困のない世界を作り上げることは可能だと深く確信する
  • グラミンが教えてくれた二つのこと:人間そのものや、人間が互いに与える影響力についての私たちの基礎的知識は、まだまだとても十分ではないということ。各個人の存在がとても重要だということ
  • もし、誠実に問題を解決したいと思うなら、まず自ら問題に関わり、歩みを始めるべきである
  • 貧困とは、人間の心と身体を麻痺させてしまう病気
  • 16か条の決意
  • クレジット・プログラムの成功は、借り手との関係をどのように作り上げ、彼らの中にある人間としての力強い資質をいかに引き出すかということにかかっている
  • 「オフィスにいなければならない時間をはっきりと申告しなさい。その時間帯の中ならオフィスにいることを認めましょう。でも、その時間をすぎているのにオフィスにいたら、罰を与えます。オフィスで座って無駄な時間を過ごすべきではないんです。そんな時間があったら、人々と一緒にすごすべきです。」
  • 心の壁を打ち破る
  • 借り手には必ずローンを返済してもらうという哲学:そうする目的は、借り手の自立心を高め、自分の可能性に対して誇りと自信を持ってもらうこと
  • 行員たちの勤勉さと献身が、成功への最も重要な鍵:スタッフへの訓練
  • 高いレベルの動機づけと忠誠心
  • マイクロクレジットはただ貧困を緩和するためだけのものではなく、人々を社会的に融合するための道具、社会変化をもたらす力強い武器であり、人々の暮らしに新しい意味を与える方法
  • 官僚システムは利益を目的にしているわけではないので、能率を高めようという意欲など持てるはずがない。
  • 何をするにも現実的であろうと努力している。実際の行動から学んだことに信を置き、自分が社会的な目的の達成に向かって動きつつあることを確かめながら行動している
  • 完全に新しいセクター、社会意識が動かす民間部門の創造
  • 社会意識は、人間一人ひとりが持っている欲望と同じくらい強烈な、いや、むしろより強烈な原動力になりうる。
  • ”生き残る”という言葉の中には経済的なものだけではなく、感情的、心理的なものも含まれる。何もしないで一日を過ごさなければならないのは残酷で、尊厳を失わせ、不健康である。
  • 貧困なき世界

The Green Children - Hear Me Now



youtubeのページでは歌詞が掲載され、寄付を行うことができるんですね。iTunesで購入すると寄付ができる。すてきな参加方法です。

The Green Children youtube channel