2009年1月27日火曜日

人形劇

レイナちゃんとルイちゃんが、ママと一緒に、折り紙とストローとテープでなにやらいっぱい作品を作り上げました。ウサギ、イルカ、家、海、くじら、タコ(2匹いて名前もあり!)など。それぞれ色鉛筆で顔やら模様を書いています。

「始まりますよ~来てくださ~い!」といわれ、ベランダに並べてある小さな折り畳みイスに座ります。立てかけて干してある固めの敷布団の裏側に二人は座り込み、敷布団の上に人形!を出して、劇が始まりました。即席のストーリーが展開されます。舞台展開が速くて訳がわかりませんが、なかなか上手です。途中、人形がかくれんぼをはじめたときには、お客さんはすこし退屈でしたが。人形を作ること、お話を作ること、お客さんに楽しんでもらう工夫。いろいろおもしろいね~とすり込んでみると、レイナちゃんは何かを考えたのか「そうだね~」と言っていました。それにしてもいろんなことを思いつきますね。

かんじれんしゅうちょう

最近、といってもこの二日間、レイナちゃんは早起きした朝の時間に、「かんじれんしゅうちょう」1ページ分を字で埋めることを楽しみにしています。そもそも、なんだか、朝の時間が好きになってるみたいです。「レイナは朝、パパと一緒にすごす時間が好きなの~」と言っているみたいです。一方のルイちゃんは「ルイはお布団でごろごろすることとご飯を食べることが好きなの~」まあ、いろいろです。レイナちゃんのノートには自分の名前やひらがな、カタカナがランダムにつづられています。日付と曜日は新聞で確認し、下のカッコにページ数を書き込み、紙いっぱいに書き込んでいます。書き順はほぼ覚えたでしょうか?カタカナで確認が必要な字があるようです。4月から小学校に入ることをとても意識しています。おもしろいと感じているところがいいな~と思っています。

山田昌弘・白河桃子「婚活」時代

活動をやめて久しい!ですが、ここで求められているコミュニケーション力は、仕事でも、日常の地域社会を生きるうえでも、国を動かす政治(これも日常のはずですが、、)でも必要な力だと思います。ここまで分析されると自分のことは棚に上げて非常におもしろく読めます。「囲い込み漁」!いいですね!もっと自分を磨かねば!

飯嶋和一「出星前夜」

また、空けてしまいました。1月も追い込みです。

さて、大佛次郎賞と天草・島原の乱ということでまた、読むべき本が出てしまいました。以前に読んだ中公新書「島原の乱」とあわせながら楽しみました。詳細に調べ上げた知識が詰まった物語は、人を生かす医術と、死をもって自分を主張する=生きること、それぞれの生き死にをテーマにあの時代を分析しています。懐かしい地名がこれでもかと出てくる話にうれしくなります。離れることで逆に思いは深まる、って感じですね。三百何十年も前の出来事ですが、天草・島原という、あんな狭いところで、一万以上もの人が殺されたという歴史に学ぶところは多いと思います。忘れてはならない。

2009年1月14日水曜日

田中優子「カムイ伝講義」

カムイ伝との出会いは中学校の図書館でした。電話帳並の大きな本を見つけて夢中で読んだことを思い出します。その後、出会うことは無かったんですが、大学時代に文庫サイズで書店に並んだのを気に再読。今回の「講義」では身分・差別のテーマ以外の「江戸時代」の実像に迫る、さまざまな角度からの読み方を提示していただいています。それにしても、何と豊かな時代、さまざまな職業、身分が存在できる社会だったのでしょうか。そして「武士」の実態。いまの給与生活者と重なります。非人、穢多、綿、下肥、マユ、商人、百姓、一揆、交易、漁、森、マタギ、こども、男と女、生と死、、こんな世界だったんですね。改めて「カムイ伝」を読みたくなってしまいました。私は何とまだ、第2部と外伝を読んでいないんですね。特に天草・島原の乱が登場する第2部は読まなければなりません。

2009年1月9日金曜日

映画「ブロードウェイ・ブロードウェイ コーラスラインにかける夢」

2006年再演に向けた、キャストオーディションのドキュメンタリーです。8ヶ月をかけ、3,000人の中から選びます。30年前のオリジナルを手がけた目利きが選びます。コーラスラインの知名度、ダンサーの気持ちを表現したミュージカルであることから、審査側はもちろん、受ける人達の思い入れは並大抵ではありません。みな、それぞれの人生を引っさげて審査を受け、チャンスをつかんだ人はステップの上っていく。落とされた人は道を別れていく。こうゆう映画には弱いです。涙腺が(笑)。今回、オリジナルの作成過程をはじめて知りました。「履歴書に書いていないこと」を話してもらい、テープをおこし、脚本、振り付けを考える。その過程がすばらしいです。最近、“ONE”が毎日の日課になっています。

2009年1月8日木曜日

映画「Paris」

レイナちゃんとルイちゃんを寒川に預けて、恒例の映画館です!

ジュリエット・ビノシュとパリ!と聞いたら「ポンヌフの恋人」の再来です。見に行く義務!があります。

ムーラン・ルージュで踊っていたこともあるピエールが心臓の病、心臓移植しか道は無いと宣告されます。命の期限を突きつけられ、見るもの感じるもの全てが変わってしまいます。屋根裏の自室のテラスから、パリの人々を眺め、いろんなことを考えます。彼と同居をし支えてくれたのが姉のエリーズ。3人の子どもたちの生活を支えるワーカーです。相談者の対応、厳しい職場環境での闘争、マルシェでの出会い、ピエールと子どもたちとのひと時。

歴史学者のロラン教授。うつ気味を自覚し医者へ訪問するものの、それを乗り越え、メールのやり取りを経た末での美しい学生レティシアとの恋。彼女は同級生の恋人もいて、悩むこともなく二人と付き合ってます。Mélanie Laurent きれいです!

教授の弟の建築家。兄とは仲がよく、悩みながらも善人の彼は子どもも生まれ幸せです。

マルシェのコリーヌは、元夫のジャンとともにパリに上京してからずっと市場でがんばってきた。悩みながらも前向きに生きていたが、不慮の事故で亡くなる。ジャンはモンパルナスタワーから遺灰をパリの空へ戻す。

パン屋の主人、彼女に使われながらも仕事を得て働かなければならない人達。カメルーンでフランス人のセレブにスイミングコーチとして雇われる彼も、パリを目指し、小型のボートで不法入国を決意する。そのセレブは楽しい毎日。

いろんなストーリーがパリを舞台に行き交います。時として、彼等がすれ違い、出会いを生み出していく。人生を肯定し、幸せ=愛することを躊躇することなくつかんでいく。映画ですが、パリはこんなことが可能と思われる街です。最後、ピエールは移植手術を決断し、病院に向かいます。町を行き交う人々、彼等は自分たちが幸せなときをすごしていること、そしてそれが偶然でしかないことに気がついていない。ピエールのまなざし。

2009年1月7日水曜日

お岩さん

正月2日目は寒川にお出かけです。東急でお土産の福袋を買いあさり、電車を乗り換えて行きます。乗り換え途中の空き時間に、マックで休憩を取りました。パパは席をとり荷物の番です。ママとレイナちゃん、ルイちゃんが買い物している間、本を広げて読み始めました。背後から軽い足取りのルイちゃんがタッタッタとやってきて、椅子をはさんだパパの横辺りでつまずき、バタリと倒れてしまいました!すぐに起こしたんですが、右目のまぶたのすぐ上辺りをテーブルの十文字の足にぶつけてしまいました。見る見るうちにぷくりとふくれあがり、ルイちゃんは痛いのか、ショックからなのか、泣き出しました。ママとレイナちゃんもやってきて、「どうしよう?」「とりあえず、たんこぶを冷やそう。コンビニに何かあるかな?」これしかなかったということでママがすぐに冷えピタを買ってきてくれました。店員さんにハサミを借りて冷えピタを切り、あまりよくないと書いてあったものの、こぶの上に貼り付けました。寒川には迎えに来てもらう予定でしたので、電話して冷やすものを準備してもらいました。ようやく泣き止んだルイちゃんは、お茶を飲み落ち着きをとりもどしました。レイナちゃんは心配そうにルイちゃんの頭をなでてくれました。内出血や骨折の心配はなさそうですが、それでも一抹の不安を抱えつつ、ルイちゃんを励まし、電車に乗りました。

迎えに来てくれたバーバにあったレイナちゃんはとてもうれしそうにご挨拶です。レイナとルイはジージ&バーバが本当に好きみたいでこれから数日のお泊りを楽しみにしていました。すぐに目を覚ましたルイちゃんとレイナちゃんにコンビニで飴玉を買い求め、みんなで川や田んぼや公園のそばを歩きながら、ママの実家に向かいました。川にはコイが泳ぎ、カモが浮かんで、田んぼのあぜ道を歩き、レイナちゃんはバーバと手をつなぎ、ルイちゃんはパパに抱っこされ、のどかで幸せな時間です。

ルイちゃんの目は痛々しく、まるで、、、

2009年1月6日火曜日

小宮一慶「実践!ビジネス思考力」

わかったつもりでやっているような事柄を、やさしくそして的確にまとめてあります。何となくやっていることもこうして誰もが使えるツールとして説明がされていると「なるほど」と腑に落ちることが多いです。日々の生活や仕事に直結することばかりです!

初詣

お正月。ママが作ってくれたおせち料理で朝ごはんです。お重に詰める時には、レイナちゃんが手伝ってくれました。かまぼこや伊達巻をきれいに切って盛り付けしてくれました!

さて、初詣は琴平神社です。団地内で年賀状をいくつか配り歩いたあと、バスに乗り、午後3時頃だったでしょうか、神社に着いたのは。既に参拝の列は長蛇です。境内をはみ出し、歩道に入り、隣家の裏手を回って再びバスどおりの歩道上を延々と列が連なっています。よく並ぶよな~と感心しながら、我が家の面々は列に沿って神社の中に入り、知恵の輪?を潜り抜け、賽銭箱の前でおまいりしている人(最前列)の後ろまで行き、お賽銭と鈴鳴らしは抜きでお参りしました!神様、許してくださいね!

次の瞬間、レイナちゃんとルイちゃんは「綿菓子!チョコバナナ!」パパは「お神酒!」おっとその前に、、おみくじを引きました。レイナちゃんは末吉、パパとママとルイちゃんは何と大吉!みんな吉がでたということで今年はいい年にしましょう!

出店を一周したところレイナちゃん所望のチョコバナナは無かったので、焼きそば、モツ煮込み、こんにゃく串、そして綿菓子!二人とも一個ずつ買ってもらい、バス停まで食べ歩きました。

2009年1月5日月曜日

年末の回転寿司と千と千尋の神隠し

大晦日の日。今日の晩御飯は年越しそばに決まっています。さて、お昼をどうする?「びっくらぽんがいい!」ということで、回転寿司に行ってきました。車の無い我が家は、いつも電車&バス&足を駆使してどこへでも出かけます。が、今日は好きなだけ夜起きていていいよ!ということで、レイナちゃんとルイちゃんが疲れないように!電車&バスで出かけることことにしました。

さすがに大晦日ということか、人も少なく、待ち時間ゼロです。食事をしたり、買い物をしたり、ゆっくりとすごしました。

夜。二人は「千と千尋の神隠し」を最後まで!見てしまいました!翌日のこと、レイナちゃんが言いました。「どうして千尋は白がくれたおにぎりを食べるときに泣いたのかな~パパはどう思う?」「白がおまじないを掛けてくれたおにぎりを差し出されて、前の晩からいろんなことにがんばってきた千尋ちゃんはほっとして泣きたい気持ちがようやく出てきたんじゃないのかな~レイナちゃんはどう思う?」「千尋はうれしかったんじゃないかな~」レイナちゃんとこんな話ができるなんて、パパは感激です。

2009年1月4日日曜日

アタナーズ・ペリファン「隣人祭り」-「つながり」を取り戻す大切な一歩

パリを起点に広がっていった「隣人祭り」。すばらしいアイデアです。もう少し詳しいノウハウや経験があればいいかなと感じます。フランスだから可能だったんでしょうか。職場で知りえた日本の地域福祉、身の回りの「近所付き合い」の実態を見渡す限りでは、かなり状況が違うような感じを持ちます。日本でやったらどうなるか?ということを考えながら読んでしまい、なかなかすっきりしません。何だろう。

網野善彦「日本」とは何か

著者は数年前になくなっており、私は恐らく初めて著者の本を読んでいるんですが、その書き出しから衝撃を受けました。日本の歴史をシリーズで書き下ろすという、その第1巻目の冒頭に1945年8月6日を書くということに。この視点は非常に重要です。内向きの「日本」の、現在へと続くこの同時代性はこの8月6日から始まった、つまり日本国憲法の出発点であるのはこの8月6日であると私はぼんやりと思っていたからです。「日本」とは何か、この島々を舞台に人々はどのように生きてきたのか、1次資料を丹念に読み解きながら展開される話にどんどん引き込まれていきます。こんな話を中学・高校の授業で聞きたかった!

帝釈天

年末恒例?となってきた柴又の帝釈天に行きました。

押上で電車を乗り換え、京成高砂、そして柴又です。改札前の寅さんの銅像前で写真撮影。少し歩いた参道入り口のところでモツ煮込みを食べ、駄菓子屋さんへ。昨年と同じコースです。信号を渡り、まずは高木屋さんで串団子。隣でせんべい。ボリボリと食べながら右へ左へと蛇行しながら歩き、帝釈天まできました。境内に入り、水を使い、履物を脱いで本堂に入り、みんなでちゃんと座っての南無南無です。

またふらふらとみんなで歩きながら境内を出て、ぐるっと歩いて、山本亭前から寅さん記念館裏の坂を上りました(記念館入場は却下されました!)すると目の前に柴又公園の河川敷と江戸川のだだっ広い風景が忽然とひろがりました。「わーきもちいい~」とルイちゃん。両手を広げて思わず走り出しました。とてもかわいいです!。サイクリングロードから土手を下るところでレイナちゃんとルイちゃんはおおハシャギ。二人とも走り出しました。参道やお寺とは全く違った世界に入ったみたいだったんでしょう。何度も「競争」させられました。ベンチでおやつを食べたり、矢切の渡しを眺めたり、、、久しぶりにのどかな時間です。

帰り道。とらやで再び串団子。やわらかくておいしいです。ヨーグルト菓子で二人とも「当たり」がでていたので再び駄菓子屋で菓子をもらい、また再びモツ煮込みの店に入り、夕飯をいただきました。帰りの電車では、4人とも寝てしまいました。

翌日の朝、同時に目が覚めた直後の二人の会話です。「ルイちゃん、昨日は楽しかったね」「うん!」

歯医者と駄菓子屋

レイナちゃんとルイちゃんとパパとで歯医者に行きました。ママがパパの分まで予約してくれていたんです!パパは何年振りでしょうか。二人は1年ぶりです。幼稚園でも検診してもらっているのでフッ素を塗ってもらうのがメインです。この子達は注射も泣いたことありませんし、歯医者もいたって平気です。

まず、レイナちゃんが治療に呼ばれ、次がパパ。ルイちゃんに「呼ばれるまで本を読んで待っていてね。」というと、「は~い」といっておとなしく待っています。パパの治療中にレイナちゃんが終わり、ルイちゃんと交代です。結局、パパが最後となってしまいました。おまけに虫歯あり!二人に報告しました。家のパパが虫歯になるなんて~みたいな空気が流れました!普段、仕上げ磨きや、虫歯の恐ろしさ!を話したりしてるので面目丸つぶれです。が、心機一転、駄菓子屋さんに向かうことにしました!

途中、ロケットハウスに1時間!立ち寄り、クリーニング屋で洋服を受け取り、駄菓子屋さんで「今日は4個づついいよ!」二人は大喜び。「パパとママにも2個づつ選んでね」「レイナちゃん、ママの2個選んで!ルイもママの2個選ぶから!」「違うよ。それじゃあママのは4個になってしまうよ。二人でママの2個を選んでね。」「レイナがルイのを一つ買ってあげる!はいこれ!」「ルイは4個でしょ。それにレイナちゃんは財布を持ってこなかったでしょ。買うのはパパなんだから。それはだめ」「これはレイナとルイとで食べる分ね」「だめ。二人とも4個づつなんだから。それじゃあパパのを1個減らしてそれを買っていいよ。」もう~あの手この手です!

以前の家の前にある公園のベンチに移動し、綿菓子を食べて一休みしました。ネコちゃんにも会えてご機嫌です。