2008年10月21日火曜日

ロジャー・プライス「フランスの歴史」

国家と社会、というよりも、政治「力」がどのようにうごいていくか、既得権益を持ったさまざまな個人・グループ・階層が幾重にも動き回り、政治をうごかしていくか、今までにない(=今までに私が読んでいない!)切り口で「歴史」を分析しています。中世から現代、といった今に通じるスパンで描いているのも読みやすい部分かと思います。今の日本の政治を見るうえでも非常に有益な「見方」を提供してくれる気がします。一応、仏検モチベーションアップのつもりでしたが、現代フランス政治をもっと知りたいです。時間が~!

ピカソ

ファミリーデーの振替で年長さんはお休みです。年少のルイはママと幼稚園でアドベントカレンダー作成に出かけました。パパとレイナはピカソ展にお出かけです。

表参道で千代田線に乗り換えて乃木坂、と思っていたら、千代田線が事故で全線運転見合わせ、とのアナウンスを表参道で聞き、渋谷へ引き返し、バスで六本木、徒歩で国立新美術館へ。なかなか立派な建物です。「お腹空いたから見る前に食べようよ~」というレイナちゃん。展示を見る前に、館内でママが作ってくれたサンドイッチを食べました。幼稚園児にとって、ピカソの「絵」は「おもしろいね~!」変な絵が多くて助かります。絵の題名を全部読まされて一つ一つ見ていきました。

お昼になり、さらにお腹が空いたレイナちゃんをなだめつつ、ミッドタウンへ。プレッセでお弁当を購入し、外のテラスでお食事です。レイナはパンくずをスズメにあげてました。隣接する公園で遊んだあと、サントリー美術館で再び「ピカソ」。「今度はおとこの人の絵が多いね~」少し暗めの雰囲気で、レイナはじっいと見入っていました。帰りは乃木坂から電車です。帰宅後、カタログをめくりながらママに「これも見た!あれも見た!」と一つ一つ教えてあげていました。

今日はパパの誕生日。好きにすごさせてくれてママちゃん、ありがとうございました。

2008年10月20日月曜日

市場・区民まつり

ファミリーデーの翌日、体が動きません。レイナとルイに聞いても、「どこもいかな~い。」という返事。あれこれと提案!を続けたところ、昨年はママは行かなかった宮前区民まつりに行くことになりました。しかし、その前にママに縄跳びを見せる!という条件つきです。家の前でレイナは縄跳び、ルイはパパとボール遊びを楽しみました。

会場は幼稚園の先!なんで歩いていきます。到着したころはお昼になってたので、市場の中を歩き回ったあと、モツ煮込みと焼きそばを食べ、ソーセージとビール、ラーメン、もう一回別のモツ煮込み、シュウマイ(安い!)、パイナップル!と食べ歩きです。その後、お決まりの子ども会の100円綿菓子を購入し、太鼓の演奏を聞き入ります。市場のお祭りと、区民まつりが合同でやってます。次は区民まつりへ行き、豚肉の串焼きを購入し、ステージ正面の観客席に陣取り、ゴスペルや高校生バンド、ヒップホップを楽しみました。

帰りはバスに乗ってあざみ野に出ようかと考えていたんですが、バスが満員。たって乗るよりはと、歩き始めたところ、菅生緑地で遊ぶ!ということで、買い物があるママが先に帰り、パパとレイナとルイの3人で遊びました。ルイは同じぐらいの女の子と友達になり仲良く遊んで、帰り際にはきちんと「バイバイ」と言いに行きました。ルイがついてこないとレイナちゃんも不満そうでしたが、しょうがない、といった感じで遊んでいました。

99市場で焼き芋を買っていこう!という口実で帰ることにしたんですが、途中、オシロイバナの種を集めたりでゆっくり歩き、店に着くとお芋は1個あり!購入後、暗くなってきた公園のグラウンド脇のベンチで休憩がてらお芋を食べました。その後、ママが帰宅途上ということが判明し、団地入り口で合流。帰宅しました。それにしても、二人はよく歩きます。今日は一人になれる時間がなかったママちゃん、ごめんね~。

F-day

幼稚園の「運動会」です。「ファミリーデー」という名前のとおり、家族で楽しむ一日となっています。レイナちゃんにとっては幼稚園最後のファミリーデーです。ルイちゃんがいるので小学生になってからも参加できますが!

駅に集合し、貸切路線バスに分乗し、付属の大学グラウンドまで行きます。到着後、思い思いにレジャーシートを引き、開始まで遊具やボール、コオロギ探し!で遊びます。集合の合図で園児(年長さんと年中さんのみです)はグラウンド中央に集まり、それを取り囲んでグラウンドに引かれた円形のラインの外側で親や小学生、年少さんは集まります。まずはラジオ体操。そしてすぐにトレロカモミロ。レイナちゃんは今朝まで練習し、おまけにルイちゃんまで指導し覚えさせていた今回の目玉です。スカートをはき、自分たちで作った棒とリボンを持ち、円の周りに進みます。先生たちもフラメンコ風の衣装に早代わり。中央にラッパと旗持ちと黒牛を引き連れたトレロカモミロが入場。音楽スタート。みんな、歌いながら踊ります。なかなかの踊りと演出でした。

家族で楽しむ日ですので、こども個人を競わせる「競技」みたいなものは無しです。母親のダンス、親子でフラフープやボウルあそび、父親同士、父親対こどもの綱引き、5人程度で林の中を目指して走ってのプレゼント探し(縄跳びをもらってきました)、集合写真を撮って午前中は終了です。ママが作ってくれたお弁当と食べ、おやつを食べました。年少さんを対象にプレゼントめがけてのカケッコがあり、ルイちゃんはボールをゲット。レイナちゃんを誘い、昼休みに行われるリレーに参加。普段走っていないパパは、イメージと体がばらばらです。レイナちゃんはなかなかの走りっぷりです。グラウンド中央に集合し、家族も一緒にマカレナ。思い思いに輪になってのダンス。終了です。

バスの中でルイちゃんは熟睡です。余力のあるレイナちゃんと、元気復活のルイちゃんと一緒に、帰宅後、今日のプレゼントの縄跳びとボールと、家のサッカーボールを持って球技場で遊び、団地の中を歩き回りました。健康診断を今週に控えたパパもがんばって付き合いました。ママちゃん、いろいろと準備、ありがとう!

2008年10月14日火曜日

お囃子とヒョットコ

近所の神社で毎年行われている例大祭に行ってきました。とはいえ、我が家は初めてみるお祭りです。

周辺の各神社や自治会からお神輿が出て、集合地点から驚神社まで練り歩きます。私たちは神社前で待ち構えていました。ちょうどお神輿が最後の担ぎとばかり大盛況。レイナとルイは、車上のお囃子とヒョットコ、白狐に夢中です。お面もさることながらその動きもユニークで、、、だけど近づけない!大きな太鼓を見ていたときにルイちゃんにヒョットコが顔を合わせ、近づいてきました。ルイは大興奮です。

境内にはいり食べたものは、たこ焼き、鶏肉、飴、イカ、りんご飴、そしてくじ引き。階段を上り、本殿におまいりをしようかと並んでいると、使者が伺いを立てに現れ、獅子舞を披露。笛の音に乗りながらの演技を、しばらくいい場所でみていると、ルイちゃんが「長すぎ~」。周囲の人に笑われながら退散しました!

それからバスでセンター北へ買い物に行ったので、帰りは9時ごろになってしまいました。「今日は楽しかったね~」と二人は何度も言っていました。

Aoba art

レイナちゃんとルイちゃんにつれられ、Aoba artを「見て」きました。というよりか、家の近所の散歩です!

幼稚園に向かう途中にいくつも作品が展示されています。二人は相談して、道順を考えたようです。地図を見る練習も兼ねました。最初の作品が近づくと、まずルイちゃんが、それを引き止めつつ、レイナちゃんも小走りになります。最後は全力疾走で作品まで連れて行かれました。

カーテンは?な感じですが、公園の銀色のカバさんは日常性が変わるということで好評でした。カバに乗れないという子供たちの不満もあるらしいですが。公園でどんぐり拾いやブランコをして、もう一つの公園にも行きました。木材を組み合わせた遊具風の作品で、二人は上下を往復し楽しみました。レイナちゃんはなかなかうまく遊びます。家々の玄関に飾ってあるメッセージや夕食メニューをたどりながら暗くなるまで歩きました。

ママには99市場の焼き芋がお土産です。

2008年10月13日月曜日

ホテルを出るとき、泣いたレイナちゃん

いよいよホテルとも「お別れ」です。レイナちゃんは泣いてしまいました。「またこよう~ね~」。近頃、レイナちゃんはいろんなことに感じやすくなっています。無頓着なルイと対照的です。

地下鉄で京都駅に出て荷物を預けたあと、バスに乗り、西本願寺。レイナちゃんとルイちゃんは、若い女の子に写真を撮られていました。そういえば前日の清水寺でも台湾だか香港だか中国系のカップルに写真を撮られていました。京都の観光地には小さい子がほとんどいないのでかわいくみえるのかな~。

再びバスに乗り、二条城。ここの中を歩き回るのが二人は好きです。以前は2周しました。外に出ると天気が回復。雲が切れてきて、気持ちいい空です。地下鉄で移動し、おばんざいのお昼ごはん。その後、イノダコーヒーでお絵かきタイム。帰りに京都のトランプを買って新幹線でやりました。本当に、よく歩いてくれる二人です。ママ、お疲れ様でした!

京都で誕生日

昨年行った嵐山では、トロッコの休業日を知らずに駅前で衝撃を受けたパパは、今回は準備万端です。

ホテルからタクシーで二条駅に乗りつけ、嵐山でトロッコに乗り換えます。昨年もそうですが、今回も中国語を話す団体での観光客と相乗りです。レイナもルイも3年前に乗ったことをかすかに覚えているみたいです。今回は前日の雨で川の水がにごっていて、天候も曇り空、それでも二人は楽しそうです。亀山を往復したあと、竹林を抜け、天龍寺で休憩。ルイちゃんは渡り廊下を2往復しました!みんなを置いて!

その後、嵐電嵐山駅から四条大宮、バスに乗り換え東山安井で下車。この辺から清水寺への辺りは、おなじみのルートです。裏道を抜け、いつもの店で親子丼と茶そば。石塀小路を抜け、お店を覗き、飴やせんべいを購入したり、八つ橋や漬物を試食しまくったり!七味屋で唐辛子入りチーズ、漬物屋でシソのソフトクリーム、きゅうりの一本漬け(ルイちゃんが好物です。)こどもにとってはこの辺りはお祭りにでもきたかのような賑わいです。

清水寺を楽しんだ後、バス通りまで歩いて、清水道からバスで京都駅。伊勢丹でケーキや食料をどっさり買い込み、ホテルでレイナちゃんの6歳のお誕生日パーティーをやりました。レイナちゃんはその前の周から、幼稚園でのお誕生日会、ジージ・バーバのうちでのお誕生日会と連日のお祝いに大喜びです。旅先でのお誕生日はいい思い出です。

鹿のフン

2泊3日で奈良・京都に行ってきました。この数年、毎年のように京都には行っています。行き先はいつも同じですが!子供が小さいときはそれでいいかなと思っています。日本の文化になじみを持ってもらいたいです。昨年、本願寺で「アーメン!」といってお祈りしていましたが!

さて、今回は初日に奈良に行きました。パパとママにとっては10年ぶりです。10年前はなんと夜行バスで行ったんですよ。年の瀬に!今回、レイナちゃんとルイちゃんも鹿を楽しめる年頃になり、大仏を見ても「大きい~」と喜んでくれそうな気がして奈良に立ち寄ることに決めました。案の定、ガイドブックで大仏を教えると、ルイは「大仏さんが見たいの!」といって四六時中、本をみていました。

新幹線で京都に出て、近鉄に乗り換え奈良到着。遷都くんに驚きながら、東向のアーケードを抜け、猿沢池、そして興福寺。いました鹿さん、ありました鹿のフン!ルイちゃんはフンを踏まないようにそろり歩きです。レイナちゃんは徐々に鹿に近寄っていきます。ここでは二人とも鹿をなでることができました。が、次の東大寺で、貪欲な鹿がレイナちゃんのショルダーバックに頭を突っ込んで物色。これでレイナちゃんは鹿がこわくなりました!手に何ももっていないことを教えてあげるといいよ~、というとそれからは、鹿の目の前で両手を広げ「何もないよ~」と叫んでいました。

興福寺の阿修羅像がレイナちゃんのお気に入り。五重塔ではお決まりのポーズ。大仏殿の柱の穴くぐり。商店街に戻ってヘルシーなランチ。いつものたこ焼き。ふたりはよく歩きました。

岩澤信夫「生きものの豊かな田んぼ」

NHK知ると楽しむ「人生の歩き方」の9月放送分です。語学のラジオ放送テキストの横にあったので今年に入って何度か買ってしまいました。でも、実際にテレビを見たのは石川文洋さんとアラーキーだけでなかなか見る時間がつくれません。今回の分も、買っても読めずにいる本をたまたま引っ張り出し、8月分の澤地さんのところを読んでいたら、田んぼの写真が気になってこちらを先にしてしまいました。サヤミドロに覆われた田んぼにミミズやメダカ、カエルといった生き物に溢れる田んぼ、おまけにたくましく育った稲、不耕起栽培で作られたお米。農家でなくても、これはいい!と自分が農家だったらこれをやる!と思ってしまいました(笑)。自然と向き合いながら、生活し、消費社会のニーズに乗りながら、利益を上げたくましく育っていく。情報はインターネットでやり取りし、全国に人のネットワークが広がっていく。消費者も生産者も。来年は子供に田植えをやらせてみよう!私もやったことないから一緒!にやってみよう。一度、不耕起米を食べてみよう!

2008年10月9日木曜日

勝間和代「日本を変えよう」

雨宮さんとの対談はよかったです。別世界というか、違う階級の二人がであったとでもいうような対談。お互いを知り合わないと何も生まれないと思います。それと「上司世代」とのギャップ、私も同じように感じます。ただ、上の世代は自分たちが行ってきたことと同じことを行うようにと伝えてくるだけです。ここでもお互いを伝え合わないと変わらないのかな、という感じがします。提言、いいですね。この中でも、公教育に対する予算の充実、私は公立学校、小学校から大学までを無償化すべきだと考えます。たまたま自分の親となった人の経済力によらず、やりたいだけやれる、人生の可能性、階層から抜け出す夢を与える、それが国力アップ、活力ある社会を生み出す、、、

2008年10月7日火曜日

河合妙子「パリのおさんぽ」

ママの妹のミーちゃんからもらいました。レイナちゃんの誕生日のお祝いで。私を本当によく知っていてくれています!いま、大変な時期なのに。(ここでは書けませんが)。写真も好きですが、地図を眺めるのも好きです。おまけにフランス語の記載もあるパリの地図!一字一句読んでしまいます。地図はいろんなことを想像させてくれます。この通りはどこにつながっていて~、このあたりはこんな感じで~、ここは昔、こうだったんだ~、あの本に出ていた名前だ!等。時間を忘れ去れてくれます。

とのまりこ「パリを旅する本」

仏検モチベーションアップ?なんていいわけをしてもショーがないですね。この人の写真が好きで、ときどきブログを拝見しています。フランスで生活をしている方なんで、この本にも細かい情報が満載です。こんな写真をたくさん撮りたい、撮れる環境に身をおきたいな~と妄想にふけっています。

小倉千加子「結婚の条件」

仏検ではありません。どうも寄り道が多くて、集中!はどこへいったやら。さて、面白く読みました。これまでの人生で悶々と悩んでいることが多いことをわかりやすく提示してもらうと、頭の中がすっきりします。が、自分のこれまでの「行い」とどうしても対比してしまい、自分はこの程度か~とつい思ってしまいます。

ピーター・フランクル「ピーター流外国語習得術」

仏検モチベーションアップ第2弾。時間の活用、日本語を学ぶ大切さ、先出の本にもありましたが集中すること!仕事を離れて勉強に集中できればほんとに楽しいだろうな~と思います。仕事がいやか!?

猪浦道夫「語学で身を立てる」

仏検モチベーションアップです。ここまで情報をコンパクトに提供いただける本はありがたいですね。今の私のレベルがいかに趣味レベルであるかということを再確認できました。これからどうやっていくか。当面は、試験突破を目標にします。