2009年6月2日火曜日

映画「スラムドッグ$ミリオネア」

アカデミー賞受賞作品で、今でも時々、新聞の社会面や国際面!で子役の話題が出ています。

ジャマールとサリームの兄弟、そしてラティカ。ムンバイの映像。密集する家、巨大なパイプライン、ゴミの山。宗教対立で親を目の前で殺され「運命」をともにすることにした3人。生きるための知恵・行動、躍動感、色彩感で充満するインドの街がその妖しい魅力を振りまいています。

こどもの頃の想いって将来まで影響を与えるんですよね。ジャマールがラティカを探し続ける想い。サリームが二人を守り続ける想い。自分と子どもたちのことを重ね合わせながらその想いに入り込むことができる映画です。こどものジャマールの笑顔は、ニュー・シネマ・パラダイスのトトの笑顔にそっくり。こどもたちの笑顔が素敵です。

アカデミー賞受賞を通じてこの映像が全世界にいきわたる意義は重要ですね。ストーリーも娯楽性があり、とても楽しめます。ラストの演出!インド映画には欠かせません(笑)

ボイル監督は「トレインスポッティング」の監督、あの映画を渋谷で見たことを思い出しました。あれから十数年、年をとったな~。

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