朝、小学校に向かうレイナちゃんを、家の窓から顔を出して手を振って見送ることがママの日課です。
今朝もそうして手を振った後、たまたま通りかかった荷物を持ち、キョロキョロと探し物をするかのように歩いている男性に、レイナちゃんは声をかけられたようです。レイナちゃんは「ここは、〇-〇棟です!」と普通に受け答えし、男性は納得し、別の道に分かれて行きました。
それを見ていたママ。一人でこうゆう会話のやり取りができるようになったかと感慨深く話してくれました。
ちょっと違う話ですが、私の思い出のひとつに、この手を振って見送ることの情景があります。田舎にいたころ、祖父、祖母のうちに自転車でよく遊びにいったものです。そこで、一緒にお昼を食べたり、テレビを見たり、昔の写真や本を見たり、すぐそばの海辺を歩き回ったり、貝掘りをしたり、、、、。そして帰るとき、たいてい自転車でしたが、私の姿が見えなくなるまで、祖母が玄関先から手を振り続けていてくれました。
生きているこの一瞬は二度と戻らないこと。忘れがちです。うちのこどもたちにどれだけの思い出を作ってあげられるかな。
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