雑誌連載をまとめた本です。「5分」というのはそのボリュームのことです。歴史上の人物の言葉、そして人生から、学ぶべきこと・生かすべきことを並べてあります。
これらの人生に比べたら、今の自分なんかはど~てことはない!みたいな気にさせてくれます(笑)。
一つが「5分」ですので、読後はいささか消化不良になりますが、引用元の本も紹介されていますので、そちらを読むことで解消されることかと思います(笑)。
「ちょっとうんざり」することが増幅しからみあい、心を縛り付けてしまう状態。そこから抜け出すためには、それを分別して「ごみ出し」し、自分に立ち返るための「心のわざ」を身に着けることが必要。賢者の人生や言葉との出会いもその一つ、として紹介してくれる33人の知恵。
誰もが知っている人物ばかりですが、、なんか落ち着いて読めますよ。
〔目次〕
第1章 どん底から這い上がるための技術
小林一茶、カミュ、釈迦、ロダン、李白、ルソー、陸奥宗光、フロイト、ファーブル、リンカーン、ドストエフスキー、古今亭志ん生
第2章 もっとポジティブに生きるための技術
坂本龍馬、バルザック、ナポレオン、小泉八雲、F・マーキュリー、ダーウィン、三島由紀夫、ウェーバー、マイルス、勝海舟、空海
第3章 人を動かし、仕事を成功させるための技術
ケネディ、手塚治虫、マリア・テレジア、小林秀雄、セザンヌ、千利休、カエサル、二宮尊徳、ダ・ヴィンチ、宮沢賢治
- 他人の過失を見るなかれ。他人のしたこととしなかったことを見るな。ただ自分のしたこととしなかったこととだけを見よ
- 疾く行きつこうと思ったり、自分を虐待すると、自殺する事になります
- わたしは歩きながらでないと思索できない。
- 自己肯定力
- 彼は放胆なるが如くにして、頗る小心の人なり
- 小心とは、何十年も先を見据えて準備を怠らないという細心さ
- コンプレックスを使いこなす
- つねに意志がはりつめ、はたらき、ゆるまないかぎり、時間など問題じゃない。歩きつづけさえすれば、行きつくところに行ける
- わたしの心ははがねの板のようだ
- 本藩ヲ脱スル者、及他藩ヲ脱スル者、海外ノ志アル者、此隊ニ入ル
- 社会的本能や共感は、習慣によって著しく強化される
- 新しいことを吸収するには、新しい人とやる
- 三密
- 具体的かつ行動を伴う助言が成長を促す
- 四規七則
- 物事の結果を運不運で片付けてはならない「米を蒔けば米が生え、瓜のつるに茄子がならない」物事には道理があり、原因があって結果がある
- よい理解はよい法則から引出された理論から生まれる。そしてよい法則はありとあらゆる科学および芸術の共通の母、よい経験の娘である
- あたかもよくすごした一日が安らかな眠りを与えるように、よく用いられた一生は安らかな死を与える
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