2009年9月14日月曜日

外山滋比古「思考の整理学」

一次情報から二次、三次情報へ、一次的現実から二次的現実へ。身体的情報から高度に抽象化した言葉でさらに現実を構築し、そしてさらに身体的なものと交錯していく。読書。ノート。話すこと。知識。考えること。

パソコンが世に出る前、25年以上前に書かれた本ですが、知識の習得を進めていく中で、学生の時に読むには最適な入門書ではないでしょうか。大学生に読まれているというのもわかるような気がします。「思考」という題名に惹かれるのかもしれません。大学に入るとまずは直面する問題ですよね、わかります(笑)。受験勉強のころとは違いますから。逆にいうと、高校までこんな話を学ばずに来ているんですよね。大学に入ってからも教わるってわけでもありませんし。中高あたりで訓練がつめればいいかもしれませんね。最近はどんなことを学んでいるんでしょうか。

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