2009年7月18日土曜日

神田昌典「全脳思考」

これまたいくつものチャンスを与えてくれる本です。ページ数は多いですがわかりやすく丁寧に表現してあります。「知識社会」=収集・整理された情報から生み出された新しい気づき・アイデアを実際に、行動に移すことが付加価値となる社会。この波に乗れる人が本当に強いなと感じされられます。

  • 積極性を持って、日常仕事の中から本質的な課題・問題を見出し、新たな価値を生む創造的な提案・解決を行っていくこと

  • 深い認識にいたるための四段階 ダウンローディング→事実的→共感的→創造的

  • 知識社会における成功事業の五つの原則 指名検索→検索を促すネーミング→自己投影型消費を支える物語→物語にスムーズに入り込める導線→サブエピソードを共有する場
  • 真に青臭い理想を語り、実行し続ける経営者でなければ、利益も生みにくい時代にようやくなってきた
  • パタゴニアは「ストーリーを語ることで人々に影響を与えることができ、また地域社会での問題を明確に、詳細に提示することができる」と明言
  • キッザニア「もう、待てない!」
  • 全脳思考モデル・イメージ図
  • ステップ 準備→顧客の未来→顧客の現在→クライマックス→気づきのホップ・ステップ→オープニング
  • 目の前に課題が存在したときに、行動できるシナリオをつくることを優先とする
  • 発想→行動→結果
  • 会社の未来を創造するのと物語を創造するのとはなんら変わりがない
  • ビジネスにおける物語の応用とその影響
  • シナリオ思考
  • 仕事を通して人は成長。プロジェクトが成功する過程では問題を避けられない。避けると成長する機会を奪ってしまう
  • TEFCAS success → trials → events → feedback → check → adjust → success
  • 仮説を実行するプロセスのポイント 納得してもらう、納得するには客観的に比較検討するプロセスが必要、マトリックス、理解してもらう、スピーチ(オープニング、テーマ(主題)、プレミス(前提)、バックグラウンド(背景)、プルーフ(論拠)、コンクルージョン(結論))、応援してもらう
  • チームダイナミックス、桃太郎理論
  • CPS 創造的問題解決手法、イメージで思考
  • 方法論が世の中に受け入れられているかどうかではなく、自分が、生まれたヴィジョンを受け入れられるかどうか
  • 瞬間を表現
  • 出会いの深層背景

つい、じっくりと読んでしまいました。チームを動かすためのヒントが生かせそうな気がします。

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