2009年11月2日月曜日

野中広務・辛淑玉「差別と日本人」


「部落とは、在日とは、なぜ差別は続くのか?」

オビに書いてあるように、お二人が自身の人生を振り返りながら、「日本」で繰り返されてきた差別の歴史や現実、政治を語っています。

まずは歴史を知り、法を知り、何が起こっているかを「知る」ことから始まるんでしょうね。

  • 「賤民廃止令」(解放令)から五万日(137年)
  • 国連人種差別撤廃委員会 2001年「最終所見」
  • 関東大震災
  • 水平社運動と融和運動
  • 差別は享楽
  • 部落差別を支える心のメカニズム
  • 国旗国家法
  • 「歌いたくない人は歌わなくてもいい」
  • 教育
  • 沖縄、辺野古
  • ハンセン病
  • 戦後処理
戦争を体験した世代から直接話を聞くことができるのもあと少しかもしれません。特に政権の中枢にいた人物から聞く、法案の制定過程、意思決定の経過は非常に興味深いです。

まだまだ聞いておかなければならないことが多いですね。

0 件のコメント: