2009年4月26日日曜日

DAYS Japan 5月号「フォトジャーナリズム大賞」

毎年、「受賞」作品が並びます。今回もインパクトが強い作品ばかりです。恐怖におびえるケニアの子、「生涯に妊娠・出産で死亡する危険」が8回に1回のシエラレオネ、ガザでの殺戮、四川、チベット、グルジア、イラク、中国の公害、コロンギアの十代のゲリラたち、児童労働。写真は多くのことを伝えてくれます。まずは知らなければならない。身近に感じ、想像し、そして自分たちの社会を考える。日本の新聞やテレビの「報道」が一体何を伝えているのか。ほとんど「皆無」であることがわかります。「知る」ことから隔離されている、でも本当は「知ろう」としないからかこうなのか。毎年の特集で掲載される受賞者の写真・経歴入りのコメントが好きです。作品だけではなく、撮影する側の人間がどういう人で、その時、何を感じたのか。彼等と会話しているような気にさせられる特集です。

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