2009年4月14日火曜日

江藤真規「勉強ができる子の育て方」

「東大合格」は目標として共感は持ちえませんが、「勉強」が好きで、それをとおしてさまざまなチャンスにめぐり合え、人生の選択肢が広がる、という考えは共感できますし、こどもにぜひ与えてあげたいものです。「子育て」が自立した人間を育てることであり、親である自分をも育てること、ぜひ楽しんでやれれば幸せかなと思います。
・こどものうちから自分の意見を表明できるようになること。「それであなたはどう思うの?」
・「あなたは何でもできる」「やろうと思えば何でもできる」→うちでは「やれば何でもできる」といってます。
・ポジティブにどんと構えている親
・「言葉」のもつ力
・自信を持たせることの効果
・話せるタイミング
・一つ(たとえば勉強)をとるために他を排除するのではなく、一つをとるために、他をいかにうまくやりくりしていくか。それをこなす過程で、集中力や考える力がついてくる→「他を排除」には自分にとっても苦い思い出があるような気がします。
・生活習慣
・考える力
・食卓での勉強、空気、
・得意科目→認められる→自信
・勉強法→自分の中高生時代を思い出しました。
体験に裏打ちされたポイントがよくまとめてあります。ただ、他の条件、たとえば家庭の経済状況、父親のかかわりが知りたいところです。育て方を取り巻く環境、条件にはもっといろんなことがあったと思います。というか自分とは別の「世界」と思わせるような「階層」差を感じさせる内容です。

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