2009年4月7日火曜日

入学式

レイナちゃんの入学式がありました。パパも休暇をとって参加です。最近の少子化でレイナちゃんの学年は2クラスです。それぞれ30人学級。パパの時代、40人学級の5クラスや8クラスといったころとは全く様子が異なります。式の途中、名前を呼ばれるとレイナちゃんはきちんと返事ができていました。2年生のこどもたちがすばらしい出迎えをしてくれました。小さい頃から会っていたせいか、成長していくんだな~と感慨深いものがあります。同じ幼稚園から10人くらいの子がクラスにいるようで、おまけに席の周囲に固まっているようでそれほど不安はないようです。ランドセルの肩紐が反り返ってしまい、「パパ~」と思わず言ってしまったレイナちゃん、パパはぐっとこらえて「自分で直してごらん」、すると隣の子が手伝ってくれました。少しずつ親離れしていくんでしょうか。立派になりました。

さて、入学式で感じたこと。

・ステージ正面にいきなり「国旗」「市旗」。「公立」の「公」は、「国家、役所」につながるもので(しかもそこで完結。)「世界」「普遍」ではないんですね~。先生が壇上で旗に向かって礼をしているし。
・それでも「社会」「地域」にはつながっています。来賓にきていた地域の主な方を先生方(校長、副校長!の順)でたてている様子がよくわかりました。
・「はじめのことば」で全員を立たせておいて、「君が代」斉唱。おうわさはかねがねきいております。こどもたちの歌のあとでは「盛り下がり」といった雰囲気です。
・「校歌」はなんとなく、いいな~という感じで保護者も聞いていましたが、「市歌」にいたっては「知ってる~?」というどよめきがありました。こどもから「学校」「地域」は理解できますが、「市」「国」にいたるのは感覚的に無理があります。
・校長先生の話、夢や希望よりも、学校でいかにすごすかの「お願い」や「ルール」ばかり。時代でしょうか、でもゲンナリです。
・先生たちの「年功序列」「役職順」「組織」「段取り・役割分担のなさ」「みんな一緒」みたいなところが垣間見れておもしろいです。
・でました「PTA」。改名してイメージから変えましょう。
・「学校」と「保護者」「PTA」の責任範囲をはじめからきっちりと線を引いています。「気持ち」はわかるがそれは二の次、というように感じられます。

幼稚園ではすっかりお任せの感覚(逆にいうと任せられる)でしたが、学校に対しては構えてしまう自分がありました。

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