2009年4月8日水曜日

深田志穂「悲しみが怒りに変わるとき」

見開き2ページに掲載されている写真。小さいながらいろんなことを考え夢見ていたであろうこのこどもがもう目を開かないのかと思うと、、、何だかことばになりません。次の見開きには家族の写真です。父親や母親の目が、傍観を許さないというように見る人達に問いかけているような気がします。犠牲になったこどもが1万人もいる、報道を規制し、被災者さえ現場から締め出す。極めつけは「誓約書」。「今後は地震の被害の建て直しを妨げるような活動には参加しません」へのサインを引き換えでの補償金と年金。省政府は亡くなったこどもたちの数を発表することを拒んでいるとか。

週刊金曜日の記事ですが、同じ号にはガザでの「変わらない占領下の日常」の報告もあります。イスラエル兵の落書き「1 is down. 999,999 to go!」、フレシェット弾や白燐弾の痕跡、うつろなこどもの目。

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