2008年12月10日水曜日

山口二郎「若者のための政治マニュアル」

前の職場にいたころ、私より若い人達がえらく従順だな~と感じたことがあります。言われたことにほとんど全て従う、というか、何で~?ということを余り発しないんですね。この本は、政治参加、=民主主義を使いこなす、ということで非常にわかりやすく書き下ろされている本です。私は特に政治に関する教育の必要性を強く感じました。二人のこどもがいるからでしょうか、この子たちには自分の意見を持つことの大切さ、それを表現する方法、そしてそれを行うことの必要性、合意のとり方、世の中は変えていくことができるという自覚、そもそも自分たちがつくりあげていく社会であること、いろんなことを学ばせたいと考えています。今年は日本政治の激動期にはいっています。政治はおもしろい!と感じてくれる人達が増えるといいですね。だって、この世に生きている以上、政治から逃れることはできないんですから。

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