原題は「Whatever Works」、なんでもあり!
主人公のボリスはニューヨークで一人暮らしをしている元物理学者。離婚や自殺未遂を経て世間からは遠ざかり、友人と世間話で毒舌を吐き、チェスを指南している女の子をこっぴどく叱りつけ、いつもと変わらぬ道をとおり買い物に出かける日々を過ごしています。
そんな日常でひょっこり出会ったのが南部からの家出娘のメロディ。通じ合わないやりとりで始まった二人でしたが、親子以上の年の差もなんのそので結婚!
その後、メロディを探しにきた両親やボリスの友人を交えた人間関係での、これまでとは全く違う人生をそれぞれが歩み始めます。
「人生は無意味だが、運しだいで新しい出会いもあるし、別れもある
そんな出会いを楽しむのも悪くない、人様に迷惑をかけなければなんでもあり!」
「人生は偶然の連続、だけど落ち着いていくところに落ち着いていく」
主人公の数々の台詞が響いてきます。ウディ・アレンっていいな〜
「あちらでは何でもありなんでから驚いちゃいけないよ。でも、それに慣れてから日本に戻ると、本当に窮屈なところだと思っちゃうよ」とアメリカに住んでいた方の話を思い出しました。
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