2008年4月22日火曜日

大岡昇平「証言その時々」

著者が1937年から1986年までの約50年間で発表してきた、その時代時代に対する評論を集めたものです。著者は1909年生まれですから、20代後半から70代後半まで、実に半世紀にわたるものですが、その一貫性、よって立つところの確かさには驚かされます。2008年の現在、さらに20年が経過しました。私自身、10年前とどうか、これからどのように変わっていくのか、試されているような感じになります。

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