2008年8月19日火曜日

映画「西の魔女が死んだ」

新宿で見ました。とってもいい感じの映画です。イギリス人の祖母を持つ中学生が、山奥にある祖母の家にしばらく預けられ、二人での生活が始まります。祖母は世間とのしがらみをたって、ハーブや草木の知識を生かしながら、自然に囲まれた生活を送っています。主人公はそんな生活に驚きや新鮮さを感じ、生き生きとした日々を送りそうな様子になっていきますが、、、。緑を中心とした色使いがいいです。最後、涙を流してしまう方が多かったです。失うことは、心にポカリと穴をあけていくもんです。二度と戻らない日々。思い出は記憶として、その本人しかもっていない、これもまた死んでしまえば失われてしまうものです。

イギリス人を祖母にもち、こんな生活を送る、という設定は現実にはあまりありえない話です。そのへんはとってもきれいなんですが、祖母が日本人だったらどんな映画になるかな~と思いました。昔みた映画「幻の光」の濃い緑の映像を思い出します。日本の田舎を美しくとってくれる映画はないかな~。

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