明治4年の邦訳が「西国立志編」であったように、この本ではヨーロッパを中心とした偉人の実例をいくつも並べ、"自助の精神"を説いています。
欧米を夢見た当時の日本人が 「大英帝国」最盛期に習いたく、読みこみ、支えにしたんでしょう。
「天は自ら助くる者を助く」
現代に生きる人間がこの実例に触れても同じことはできませんが、スマイルズが伝えたかったテーマを子供たちに伝えたいと思います。
「人生は自分の手でしか開けない」
<目次>
1章 自助の精神―人生は“自分の手”でしか開けない!
2章 忍耐―努力が苦でなくなる法
3章 好機は二度ない―人生の転機を生かす力
4章 仕事―向上意欲の前にカベはない!
5章 意志と活力―自分の使命に燃えて生きる!
6章 時間の知恵―「実務能力」のない人に成功はない
7章 金の知恵―楽をするためには汗をかけ!
8章 自己修養―頭脳と心・体の効率のよい鍛えかた
9章 すばらしい出会い―人生の師・人生の友・人生の書
10章 信頼される人―人格は一生通用する最高の宝だ!
- 最高の「教育」は日々の生活と仕事の中にある
- 依存心と独立心、この二つは一見矛盾したもののように思える。だが、両者は手を携えて進んでいかねばならない。
- 自分の幸福や成功は、あくまでも自分自身が責任をもたねばならない
- いかにして待つかを知ること
- 勝負のカギとなる「持続力」
- チャンスをとらえ、偶然を何らかの目的に利用していく
- 広い分野を包み込む大きな精神が、偶然ある特定の方向へ向けられたもの
- 若き日の偶然が一生を方向づける
- 常に「進歩する人」のメモと時間の使い方
- 万人に平等な機会が与えられている学校教育より、自己修養の方がはるかに才能を高める
- 強く期待する気持ちがあれば、それだけで可能性は現実に転化する。強い願望は、われわれが何かを成し遂げるための先触れとなる。
- 「学べ、行なえ、試みよ!」
- ビジネスを成功させる六つの原則:注意力、勤勉、正確さ、手際のよさ、時間厳守、迅速さ
- 今日なすべきことを明日に延ばすな
- ぜひともやっておきたい仕事は自分で果たし、どうでもよい仕事を他人に任せる
- 時間にルーズな人は成功のバスに乗り遅れる
- 正直は最良の策
- 優柔不断が再起不能の破滅を招く
- これが人生でいちばん楽しく、充実している時間
- すぐれた知識はそのまま自分の生活に反瑛し、すぐれた思考はそのまま自分の行動に結びつく
- 若いときのツケは必ず老年にまわってくる
- この世に一人っきりで生きている人間などいない
- 真の雄弁は無言の実践の中にある
- 快活さは人間の精神に弾力性を与える
- 行動でも思考でも反復こそが力である
- 楽天性を育て上げる教育
- 礼儀作法には金がかからない。しかも礼をつくすだけで何でも手に入る
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