グラミン銀行は争うようです。何が起きてるのやら。
先日、ユヌス教授のスピーチの一部を拝見しました。
ムハマド・ユヌス氏の信念
地に足を着け、「当たり前」をひっくり返し、豊かな発想で、理想に向け、人と人との連帯を求め、着実に忍耐強く、実現を図っていく様子。世界にはこのような人がいるんですね。
グラミン銀行のシステムはとてもユニークです。
ムハマド・ユヌス自伝―貧困なき世界をめざす銀行家 ムハマド ユヌス アラン ジョリ Muhammad Yunus 早川書房 1998-10 by G-Tools |
<目次>
第1部 はじまり(1940年~1976年)—ジョブラ村から世界銀行へ
第2部 実験段階(1976年~1979年)
第3部 創造(1979年~1990年)
第4部 世界への広がり
第5部 哲学
第6部 新たなる展開(1990年~1997年)
第7部 新しい世界へ
- 望みさえすれば、貧困のない世界を作り上げることは可能だと深く確信する
- グラミンが教えてくれた二つのこと:人間そのものや、人間が互いに与える影響力についての私たちの基礎的知識は、まだまだとても十分ではないということ。各個人の存在がとても重要だということ
- もし、誠実に問題を解決したいと思うなら、まず自ら問題に関わり、歩みを始めるべきである
- 貧困とは、人間の心と身体を麻痺させてしまう病気
- 16か条の決意
- クレジット・プログラムの成功は、借り手との関係をどのように作り上げ、彼らの中にある人間としての力強い資質をいかに引き出すかということにかかっている
- 「オフィスにいなければならない時間をはっきりと申告しなさい。その時間帯の中ならオフィスにいることを認めましょう。でも、その時間をすぎているのにオフィスにいたら、罰を与えます。オフィスで座って無駄な時間を過ごすべきではないんです。そんな時間があったら、人々と一緒にすごすべきです。」
- 心の壁を打ち破る
- 借り手には必ずローンを返済してもらうという哲学:そうする目的は、借り手の自立心を高め、自分の可能性に対して誇りと自信を持ってもらうこと
- 行員たちの勤勉さと献身が、成功への最も重要な鍵:スタッフへの訓練
- 高いレベルの動機づけと忠誠心
- マイクロクレジットはただ貧困を緩和するためだけのものではなく、人々を社会的に融合するための道具、社会変化をもたらす力強い武器であり、人々の暮らしに新しい意味を与える方法
- 官僚システムは利益を目的にしているわけではないので、能率を高めようという意欲など持てるはずがない。
- 何をするにも現実的であろうと努力している。実際の行動から学んだことに信を置き、自分が社会的な目的の達成に向かって動きつつあることを確かめながら行動している
- 完全に新しいセクター、社会意識が動かす民間部門の創造
- 社会意識は、人間一人ひとりが持っている欲望と同じくらい強烈な、いや、むしろより強烈な原動力になりうる。
- ”生き残る”という言葉の中には経済的なものだけではなく、感情的、心理的なものも含まれる。何もしないで一日を過ごさなければならないのは残酷で、尊厳を失わせ、不健康である。
- 貧困なき世界
The Green Children - Hear Me Now
youtubeのページでは歌詞が掲載され、寄付を行うことができるんですね。iTunesで購入すると寄付ができる。すてきな参加方法です。
The Green Children youtube channel
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