2008年3月13日木曜日

大岡昇平「成城だより」

最近はいろいろと忙しく、ついちまちまと読んでしまいました、が、読み応えがあります。著者が70歳から76歳ごろに書かれたものですが、その内容の幅広さといったら縦横無尽といった感です。簡潔な文章、著者と交流のある方々の様子、非常に興味深い内容です。また、80年代前半の社会情勢も懐かしく思い起こされました。あれから20年以上がたっているんですね。しかし、的確な批評は、現在でも有効なものばかりです。まだまだ読まなければ。

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