2008年3月14日金曜日

三浦展「日本溶解論-この国の若者たち」

15歳から22歳(1985年から92年生まれ)を「ジェネレーションZ」と名づけ、パソコンと携帯でのアンケート調査結果から浮かび上がる、この世代の意識を、ざまざまな状況を報告してあります。そんな感じかなと思わせる結果もあれば、こちらが信じられないような結果もあります。格差意識、学歴や容姿が生み出す社会性に対する感覚、将来への希望、なりたい職業からの傾向、パソコン回答者と携帯回答者との意識の違い、など、非常に興味深いです。。「よさこいまつり」や「花火」「伝統」に目をつけ、そこから浮かび上がること、これらを見ていると既に失われたものが類推され、また、私自身との価値観との違いも思い起こされます。「生き返り」「奇跡」を信じる子がこんなに多いとは、信じられない(笑)ですね。この年頃特有なのかもしれませんが、このまま年をとってほしくはないですね(笑)。

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