2008年11月4日火曜日

お通夜

祖父がなくなりました。レイナちゃんには幼稚園のお迎え時間を1時に早めてもらい、その間に旅行の準備をすることでその日のうちに家族みんなで帰省することにしました。お迎えの時刻にたまたま菅生緑地で遊んでいたレイナちゃんと、幼稚園の教室で「さようなら」の集まりをしていたルイちゃんとをつれて、幼稚園から自宅経由で駅まで歩きました。

2時の羽田行きのバスに乗り込み、3時頃に羽田空港着、4時の飛行機に乗り込み、6時には福岡空港着、6時半のイルカ飛行機に乗り、7時に天草空港着、そのままタクシーに乗り、祖父の自宅に到着です。

レイナちゃんとルイちゃんに、今回の急な帰省の理由をイルカ飛行機の中で話しました。病院にいる祖父に何度も会っているので「誰が」というところはいいんですが、「どうした」というところで初めて人間の「死」を見ることになり、レイナちゃんは言葉少なめです。

自宅に着くと、挨拶もそこそこに、安置されている棺を二人と一緒に覗き込みました。祖父は安らかな顔をしていました。ここ数年間は病院や老健施設で過ごすことが多く、意思疎通が難しい状態にあったため、苦悩の数年間ではなかったかと思います。「寝ているみたい」「動かないの?」レイナちゃんとルイちゃんは何度も覗き込んでいました。怖がることはなかったです。二人で線香を上げ、お参りしていました。線香がなくなると何度もこれを繰り返し、お棺を覗き込んでいる二人です。

翌日に本通夜、翌々日に告別式ということで、この日は私の妹2人と父が交代で線香を上げながら泊り込むことになり、タクシーで実家に引き上げました。この実家も先月末竣工したばかりの新築です。11月の妹の結婚式の帰りによる際に見る予定だったものです。遅い時間もものともせず、レイナちゃんとルイちゃんは家の中を探検して回りました。

0 件のコメント: